今や身だしなみのひとつと言われる香り。その人のイメージができてしまうくらいの影響力を持っています。一昔前は 「香水は女性が付けるもの」というイメージでしたが、今では男性でも身だしなみとして付けている人が多くなりましたよね。
どうせなら単にいい匂いなだけではなく、カッコいいとか仕事ができるとかの好印象を与えたいと思うものです。でも種類が多すぎて何を選んでいいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はそんな香水選びに迷っている男性のために、王道の メンズ香水をおすすめ順にランキング形式で紹介します。プレゼントを考えている女性も必見です!
香りを重ね付けするフレグランスブランド【LAYERED FRAGRANCE】
1:ソシア『ボディセンス』
男性の性フェロモンである 「アンドロスタジエノン」 の後押しをする、ブースター香水という異名を持つ練り香水。その秘密は、植物成分を独自のバランスで配合してつくられた「センスフィール」にあります。
微香性のムスクの香りで、女性も高評価。2017年の美の祭典に出席した美容関係にアンケートを取ったところ、93%が魅力的・いい匂いと回答したほどです。
ボディセンスの口コミ
2:&GINO(アンドジーノ)プレミアムパフューム『GINO STORIA(ジーノストーリア)』
女性にモテる香り を追求したメンズフレグランス。100種類以上のサンプルを10代から30代の女性にアンケートを取り、そこから選び抜かれた香りです。爽やかさと男の色気を兼ね備えていて、さりげなく香ります。
香水・フレグランス(男性)部門で1位を獲得 するなど、すべての年代の男性から支持を受けていますが、特に仕事のキャリアを積み始める20代後半から30代に好評。
モテることを目的にしたタイプなので、合コンや婚活など女性と接する面で大活躍。仕事でも好印象を与えられると仕事場でも活躍してくれます。
- 香調:シトラス、フローラル、ムスク
- トップノート…オレンジ・レモン・グリーンティー
- ミドルノート…ジャスミン・イランイラン・ミュゲ
- ラストノート…ウッディ・アンバー・ムスク
シトラスとグリーンティーでさっぱりな印象のトップノートに始まり、優しさのあるフローラルでリラックスさせてくれるミドルノート。そして深みのある男の色気を感じさせるラストノートへと続きます。
香りは強くなくほのか。いかにも付けていますという雰囲気ではなく、すれ違ったときや近距離になったときにさりげなく香ってきます。人によっては弱いとかすぐに飛んでしまうと思うかもしれませんが、それくらいがちょうどよいナチュラルさを出してくれる強さなのです。
ボトルも持ち運びしやすいアトマイザーいらずの形状。カバンの中やスーツのポケットにも入れられます。出張にも持っていきやすいですし、合コンの始まる少し前に付け直すのにも便利ですね。
ジーノストーリアの口コミ
3:エルメス『ナイルの庭』
「庭園のフレグランス」シリーズで一番人気のユニセックス香水。 専属調香師のジャン=クロード・エレナ氏による作品で、名前の通りナイル川の庭園にインスパイアされて創られました。
爽やかで清潔感ある香りで、ユニセックスながら男性からの人気が高いです。20代後半から30代の家庭を持った男性から好まれている傾向ですね。
- 香調:フルーティー、グリーン
- トップノート…グリーンマンゴー・ロータスフラワー、など
- ミドルノート…イグサ・シカモウッド、など
- ラストノート…インセンス・シクラメンウッド、など
フルーティーなトップノートに、ミドルノートではイグサなどからはグリーン。ラストノートではウッディで落ち着きあるニュアンスに包まれます。
会社などフォーマルなシーンでも使えるぐらい優しいフレグランスです。落ち着きのある上品な大人を演出できます。
ナイルの庭の口コミ
4:シャネル『ブルー ドゥ シャネル』
調香師ジャック・ポルジェ氏 による世界的ベストセラーのメンズフレグランス。日本では発売当初はそれほど評価が高くなかったのですが、女性受けがとても良いことが次第に知れ渡り、ラジオ番組などでも話題になるほどの人気アイテムになりました。
自分らしく生きる男の生き方を表現した作品。若い世代の愛用者もいますが、どちらかというとキャリアを積んで大人の色気を出せるようになった40代50代といった上の年代から評価が高くなっています。
- 香調:ウッディ、アロマティック
- トップノート…レモン・オレンジ・グレープフルーツ・ピンクペッパー・ペパーミント・ナツメグ
- ミドルノート…シダー・ドライノート・ベチバー・ジンジャー・ジャスミン
- ラストノート…パチュリ・フランキンセンス・サンダルウッド・ラブダナム
シトラスにスパイシーさが重なったトップノート、ミドルノートはジャスミンやシダーで甘さのあるアロマティックな芳香が出てきます。ラストノートではウッディで男性的な魅力に包まれます。
ブルー ドゥ シャネルの口コミ
5:カルバンクライン『エタニティ フォーメン』
レディースの「エタニティ」をもっと爽やかなに仕上げています。クラシカルで上品ですが、堅苦しかったり古臭かったりはしない、繊細さと力強さを兼ね備えたジェントルマンなフレグランスです。
クラシカルな印象からでしょうか、30代半ばから40代50代と年代が上の人からの支持が高いです。
- トップノート…マンダリン・ラベンダー・グリーン
- ミドルノート…ジャスミン・バジル・ゼラニウム・セージ
- ラストノート…サンダルウッド・ヴェルティヴェール
シトラスとグリーンでクリールなトップノート。それに続くはエレガントで優しいフローラル。ラストノートではウッディな落ち着きと温かみを感じられます。
スーツにも私服にも使え、上品さもあるので、フォーマルな場にもおすすめです。
エタニティ フォーメンの口コミ
6:シャネル『エゴイスト プラチナム』
「エゴイスト」をさらに使いやすくアレンジした現代バージョン。もともとのエゴイストもメンズでありながら女性の愛用者がいましたが、さらに使いやすくなったユニセックス寄りのフレグランスです。
クールでありながら爽やかさや温かみも感じられて好印象。どの年代にも幅広く愛用されていますが特に仕事をバリバリこなす20代半ばから40代前半に人気です。
- トップノート…ラベンダー・ローズマリー・プチグレン・レモン
- ミドルノート…クラリセージ・ゼラニウム・ガルバナム・シナモン
- ラストノート…ベチバー・シダー・ラブダナム・サンダルウッド・ムスク
トップノートは柑橘系を感じるフレッシュ。続くミドルノートで男性的なスパイシーさもありながらラストノートの甘さと温かみのある落ち着いた雰囲気に包まれます。
スパイシーさがクールで、仕事ができる大人の男の雰囲気を演出できます。女性が付ければクールビューティーな雰囲気に。
エゴイスト プラチナムの口コミ
7:ジバンシィ『アンサンセ ウルトラマリン』
何ごとにも束縛されない自由な男を表現。ブルーフレグランス・マリンノートというジャンルを広めたパイオニア的な存在です。通称は『ウルトラマリン』。
1955年に発売され当時の若者に大流行。その当時の若者が今でも使い続けている根強い人気を誇っています。クールなので、現代の10代20代の若者にもおすすめ。香りが強めの傾向なので、付けすぎには注意が必要です。
- 香調:スプラッシュ、グリーン、ウッディ
- トップノート…ベルガモット・ウォーターフルーツ・ガルバナム・シクラメン
- ミドルノート…ミント・ローズ・カルダモン・マダガスカルクローブ・セージ
- ラストノート…シダー・オークモス・ベチバー・タバコ
爽やかにはじけるトップノートに始まり、ミドルノートでは甘さもありながらもアクティブに。ラストノートでは自然の雄大さを思わせるウッディが力強くもエレガントに香ります。
アクティブな印象でレジャー向けですが、仕事でも違和感なく使えます。メンズ感がさほど強くなく柔らかい雰囲気なので女性の愛用者もいます。
アンサンセ ウルトラマリンの口コミ
8:ブルガリ『ブルガリ プールオム』
メンズの王道を行く香水。1996年発売ですが今なお人気で、ランキングでは必ずと言っていいほど上位に食い込んできます。
全年代の男性に愛用され、特に20代30代にヘビーユーザーが多いです。ちょうどその年代が昔から何回もリピートしているのでしょう。他のを試しても、また戻ってきてしまうほど。
- 香調:シアームスク・ウッディ・フローラル・ムスク
- トップノート…ダージリンティー・ベルガモット・オレンジフラワー・ブラックカラント・ウォーターリリー・ミュゲ
- ミドルノート…トルコカルダモン・ペッパー・ローズウッド・イリス・グァヤックウッド
- ラストノート…ムスク・クリアアンバー
爽やかさと透明感に始まり、優雅なフローラルと落ち着いた雰囲気へと続きます。清潔感がありながらもどこか官能的。女性の愛用者が多いのも特徴。
ボトルも無駄がなくスタイリッシュで、中身と外身で洗練された男性を演出してくれます。初心者でも使いやすいです。
ブルガリ プールオムの口コミ
9:アラン・ドロン『SAMOURAI(サムライ)』
フランスの名俳優アラン・ドロンがプロデュースした、日本の「侍」をイメージしたフレグランス。そのボトルは侍の礼服の裃(かみしも)をイメージしています。
侍のような潔さ清廉さをイメージさせる、癖がなく爽やかな香り。リピータも多く、世代を問わずに愛用されていますが、特に10代20代といった若い世代の男性におすすめです。
- 香調:セミオリエンタル
- トップノート…ジャスミン・ローズ・へスペデリック
- ミドルノート…レッドペッパー・タラゴン・シダーウッド
- ラストノート…サンダルウッド・ベチバー・バニラ・ムスク
甘さもありながら透明感や清潔感あるトップノートに始まり、ミドルノートでスパイシーさを感じさせながらラストノートの甘さがセクシー。落ち着きのある香りが包み込みます。強いものではなく、メンズ的な癖もありません。
サムライの口コミ
10:カルバンクライン『ck one(シーケーワン)』
ユニセックスフレグランスの第一人者。香水界のアカデミー賞と言われるFiFi賞で殿堂入りするほどの完成度の高さ。嫌味がなく使いやすいので、男女ともに香水デビューで選ぶ人が多いです。
幅広い年代に評価されていますが、特に10代20代の若者に人気。息子や弟にプレゼントする人も多いです。
- 香調:シトラス、アロマティック
- トップノート…ベルガモット・カルダモン・パパイヤ
- ミドルノート…へディオン・バイオレット
- ラストノート…ムスク・アンバー
フルーティーで瑞々しさがあるトップノートに、フローラルの甘さがミドルノートで続きます。ラストノートではセクシーさも感じさせます。全体を通しては爽やかなので会社や学校にも付けて行けます。
シーケーワンの口コミ
11:ブルガリ『ブルガリ プールオム エクストレーム』
「ブルガリ プールオム」の印象をそのままに、さらにエレガントさをブレンドした進化版。持続時間も長めになりました。「ブルガリ プールオム」同様に女性からの支持も高い、ユニセックス寄りです。
全ての年代に愛されていますが、やはり30代40代からの人気が高めの傾向です。
- 香調:ウッディ、フローラル、ムスク
- トップノート…グレープフルーツ・ダージリンティー
- ミドルノート…ベチバー・ローズウッド・グァヤックウッド
- ラストノート…ムスク
ダージリンティーを基調に、グレープフルーツとベチバーがブレンドされたことで深みが増し、高級感がある印象に。スパイシーなので香りの輪郭もはっきりしています。メンズっぽいスパイシーさが強くなく女性受けもいい万人受けする香水に仕上がっています。
ブルガリ プールオム エクストレームの口コミ
12:ライジングウェーブ『FREE ライトブルー』
ライジングウェーブのコンセプトは、男の強さとは、色気とは何かを追求。過去に日本フレグランス大賞フレグランス・オブ・ザ・イヤーを獲得していたり、フレグランス業界でトップクラスの人気を誇り、高波のような新たな時代を開拓する香水ブランドです。
13:ラルフローレン『Polo』
『ラルフローレン ポロ』は伝統あるポロライフスタイルに魅了される男性のために作られたフレグランス。
さいごに
今回はメンズ香水をおすすめ順にランキング形式で紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
どれもそれぞれに個性がありますが、今回紹介したものはどれも癖が強くなく使いやすいものばかりです。ですがありきたりなわけではなく、評価が高くて周りに好印象を与えられるものがそろっています。
初心者にも使いやすいので慣れていない人にもおすすめですし、慣れている人が今使っているものとは違うタイプを試す場合にもおすすめです。
大勢の人に愛されているアイテムばかりですので、彼氏や身近な友人にプレゼントとして贈るのもいいですね。
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