無邪気な妖精がコンセプトの香水!グレ『カボティーヌオードトワレ』の香りと口コミ

幅広い世代から愛用されているロングセラーの人気レディース香水と言えば、フランスブランド 「グレ(GRES)」『カボティーヌ(Cabotine)オードトワレ』

自然体な女性をあらわす爽やかさの中に、キツすぎないスパイシーさが見え隠れするフローラルが人気の秘訣。ナチュラルをイメージをさせる特徴的なボトルもまた可愛らしい雰囲気がありますね。

今回はそんなグレの人気香水『カボティーヌオードトワレ』の香りや愛用者の口コミを紹介していきます。最後に人気の姉妹品『カボティーヌ ローズ』も簡単に紹介してありますので、こちらもチェックしてくださいね。

『カボディーヌオードトワレ』のコンセプトとその香り

1990年発売の作品で、グレのフレグランスを世界的なものにした名香です。製品名の「カボディーヌ」には 「無邪気な妖精」 という意味があり、草原の中を駆け抜ける純真無垢な女性をイメージコンセプトとしています。

ボトルもコンセプトに合わせた若々しい草木をイメージしたかたちで、女性からカワイイと人気があります。

瑞々しさを表現する透明感のある香りですが、そんな中にもスパイシーさがあり、どこか挑発的な一面もあるかのように、無邪気で小悪魔な雰囲気も併せ持っています。

実際の香りの種類は…

  • トップノート…タンジェリン・ジンジャー・イランイラン
  • ミドルノート…ジンジャーリリー・ワイルドヒヤシンス・チュベローズ
  • ラストノート…パチュリ・サンダルウッド・ムスク・ブドウ

グリーンフローラルの中にも石鹸のような清潔さと、見え隠れするスパイシーさが魅力的なフレグランスです。

ハワイで幸運のお守りとして親しまれている「ジンジャーリリー」を始めて使った香水として話題になりました。その花の香りを引き立てるためにグリーンが加わっていて、それにより自然を感じさせる瑞々しさを表現しています。


『カボティーヌオードトワレ』の口コミ

ロングセラー

なんといっても昔から今に至るまで長い間愛用され続けているのが特徴です。

  • 20年前から使っています。私の青春のフレグランスです。
  • 中学のころに買ってもらって、そのころから使っています。
  • 10代のころに使ってました。かれこれ20年以上ある商品なんですね。
  • 母親の思い出の香りです。
  • 若いころに使っていて、最近また買ってみました。
  • バブルが終わったころの思い出がある香り。懐かしさもあり、久しぶりにつけてみました。
  • 90年代を思い出す。

などなど、昔から・若いころから使っているという声が多くありました。メインで使っているわけではないけど、たまに久しぶりにつけたくなる。との口コミもあり、長い期間親しまれている作品だと言えます。他には以下のような口コミもありました。

大学生だったころに使っていました。石鹸のような清潔感と程よい甘さがあって気に入っていたんですが、彼氏が香水が苦手な人だったので使うのをやめてしまいました。その人と別れた後も使うことなく、家にしまったままになっていたのですが、新人が付けているのを嗅いで懐かしくなって付けてみました

使わなくなってから結構な年月が経っているのに新人が付けてくるだなんて、今でも人気があるんですね。懐かしさもあるので、休日にたまに付けてみようかと思っています。

幅広い年代が愛用

ロングセラーになるからには、一つの世代だけでなく幅広い年代から評価されていなければなりません。

  • 高校のころに使い始めて、今でもたまに使っています。
  • 母が今でも使っています。昔流行ったようですが、私は最近使い始めました。
  • 60代の祖母が今でもたまにつけています。
  • 私と言ったらコレ!というくらい昔からずっと使っています。

いろいろな世代に愛用されるからロングセラーになり、それゆえに使い続け、また次の世代にも人気が引き継がれていく、というつながりがあるんですね。

私が小学生のころからの母の愛用品です。私も嗅いでいて、当時からいい匂いだと思っていました。私も高校生になりちょっと色気づいた頃に、母から借りて学校に付けて行ったことがありました。それで本格的に気に入り自分用を購入するようになりました。

それからさらに時間が経っていますが、いまだに私も母も使い続けています。実家に帰省すると二人が同じ残り香を出すので、弟から「おかんの匂いがいろんなところからする」と言われます。

プレゼントにちょうどいい!?

幅広い年代に長い間愛用されている香水なので、プレゼントとしても活用されています。

若い年代の人がプレゼントでもらうことが多いようです。大人の年代になると自分好みの他の香水を見つけていることの方が多いと思いますが、まだ香水デビュー前やデビューしたてでレパートリーが少ない年代にはちょうどいいのでしょう。

プレゼントを渡してくれる相手も、母親や伯母・従姉や姉といった身内で同じものを使っているというケースがありました。中には祖母からもらって、母娘3代に渡って使用しているというご家庭もありました。こうやってロングセラー製品が受け継がれていくんですね。

ボトルも可愛いということで若い年代に喜ばれています。ボトルで一目ぼれして自分用を思わず買ってしまった人もいらっしゃいます。

優しくてさわやか~なフレグランスですよね。デートのときテスターを見つけたので試したんですが、その一回で気に入りました。

その時は特に彼氏は反応してくれなかったんですが、次のデートのときにサプライズでプレゼントしてくれました。お手頃価格だから、特に深い意味はなく「気に入ってたみたいだから」とそっけなく渡されましたが、それでも嬉しいですよね。いまでも空きボトルは大事に残してあります

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爽やかな香りが特徴

特徴としては、トップノートの爽やかさと、ほのかに香る甘さ。口コミの中でもそれに関するものがたくさんあります。

  • 石鹸に香料が入っているような香りですね。
  • グリーンフローラルで、思わず深呼吸したくなる。
  • ボトルのイメージほどグリーンは強くなくて丸みがある。
  • 爽やかで品のある女性のイメージ。
  • 少し甘めです。でもちょうどいい強さで嫌な感じがない清楚さもあります。
  • ロマンティックな香り。

連想されるイメージとして、「若いお嬢様」「清楚清廉なお嬢様」「天真爛漫な少女」という表現もされています。無邪気で無垢で周囲の人を明るくさせてくれる雰囲気でしょうか。

友達からもらったんですが、女の子っぽい爽やかさで、シャンプーみたいな優しい匂いがふんわりと感じられます。付けている私も大満足ですが、私を嗅いで友達も「いい匂い」と満足している様子です。

爽やかさの中にもスパイシーさがある

続いて挙がってくる口コミが、「爽やかだけれども、その中にスパイシーさがある」といった内容のもの。

  • ほんのりとスパイシーさがある。強くはないので不快さはありません。私は好き。
  • スパイシーなところもあって、ちょっと挑発的なところもある。
  • ピリッとした辛みが癖になりました。
  • 甘さだけでなく、少しスパイスがあるのがイイ。
  • グリーン系が好みですが、スパイシーなところも個性的で好きです。

このスパイシーさが、純真無垢な中に見え隠れして時折見せる小悪魔的な魅力を醸し出すのでしょう。あくまで主張しすぎずに、さりげなく出るのがいいですね。

トップに甘さだけじゃなくてスパイスも程よく利いていていいですね。付けすぎなければツンと来ることはないので、使いにくさはありません。それにこのスパイスがあるからなのか、男の人でも使っているみたいです。バイト先に付けて行ったら、新人で入った女の子が、お兄さんが使っているとものと同じだと言っていました。

使う場面を選ばない

爽やかさを基本としているので、場面を問わずに使えるという評価が目立ちます。

  • 学校に付けていっていますが、周りから「何使ってるの?」って聞かれます。
  • 男子から「いい匂いだね」って言われちゃいました。
  • ビジネス向きだと思います。職場では男女問わずに好感触を得てます。
  • ファッションを選ばずに使えるのがイイ。
  • ちょっと懐かしい感じの匂い。
  • 普段使いができ、重宝しています。
  • 年齢や場所を問わず使えると思う。
  • 昔は日常的に使っていました。今は出番が少なくなり、法事の時くらいになってしまいましたが。。

などなど、日常的に使っていて周りからは好感触という声もたくさん。ロングセラーだけあって、学校に、職場に、法事に、といろんな場面で活躍してくれますね。

シーンに限らず付けて行けるから、いろんなところで好印象を持ってもらえています。バイト先(接客業)でも注意されなかったし、学校にも問題なく付けて行けます。親戚の集まりの時でも、おじいちゃん世代から褒めてもらえました。


苦手な香りです

一方で香りが合わないという人もいます。

  • 付けすぎるときつい。
  • 不快なフローラル。会社には付けていけない。
  • 結構濃い。濃い目のグリーンが残る感じ。
  • 個性的過ぎて無理だった。
  • ちょっと付けすぎたら、いい匂いどころかしつこくなってしまった。

など。相性は人それぞれですから仕方がないことですが、 「最初はきつく感じるけど、すぐに抜けます。」「数分で甘い香りになりました。」 という方もいましたので、つける量や場所によって印象は変わるかもしれません。

思っていたよりも濃厚で、好きな人には申し訳ないですけど、私的には「無し」です。「爽やかでほんのり甘い」と友達に言われていたんですけど、私の肌では甘さが強く出てきて、爽やかさはあまり感じられませんでした

古臭い匂い!?

また、ロングセラーだけあって、他の香水ではあまりあがらない口コミがあがっていました。

  • ちょっと古臭い、昔の香り
  • おばちゃん世代。年配の女性がつけているイメージです。
  • 若いころは好きだったが、いまはちょっと合わない。

といった否定的な感想の中に、年齢が上の方に対してのネガティブな印象とセットになったものがあります。幅広い年代に使われているからこそ、合わないと感じた場合はそうなってしまうのかもしれません。学生時代に嫌いだった先生がつけてたから「いやなオバチャン」を連想する、という負の思い出補正がかかっていることがあるのでしょうか。

一方で同じく年齢が上の人の印象でも好意的に解釈している方もいます。

  • マダムで上品な香り。淑女な雰囲気だと思いました。
  • キャリアを積んだ大人の女性なイメージがしました。
  • 大人の女性に付けてもらいたいと思う。

良くも悪くも状況によって印象は変わってしまいます。若い年代とキャリアを積んでからでは香りの着こなしを変えてみましょう。

初めて嗅いだ時は「おばちゃん系」って思ったんだけど、数年後に試してみたら「品のあるいい匂い」って思えるようになりました。昔はただ単に私が幼かっただけなのかもしれませね。好みが変わったのかもしれませんが、いろいろ人生経験を積んで、考え方の幅が広がったんだとも思います。

香りの持続性は??

  • 一日中香っています。
  • 強めですが、その分もちはいい。
  • 調整に慣れるまでは使い方が難しい。
  • 持続性があり、拡散もしやすい。付けすぎると香害になる。
  • 一日中残る。
  • 服ににおいが残っていて、洗濯するまで落ちない。
  • 強い香りが長時間続く。翌日に残ることもある。

持続時間に関しては、長い方がいい人もいれば、短い方がいいという人もいます。

ですが、衣類に残ってしまうのはちょっと厄介ですね。このような口コミは数件でしたので、たまたま付けすぎてしまっただけだと思いたいものです。 「アトマイザーに入れて少量つけるようにしたらいい感じになりましたよ。」という方もいましたので、つける量は比較的少なめにしておいた方が無難でしょう。

姉妹品『カボティーヌ ローズ』もチェック!

ボトル形状をそのままに、ピンクの可愛らしい色合いで登場した『カボティーヌ ローズ』。オリジナルをよりフェミニンにアレンジしたフルーティフローラルに仕上げられています。

  • トップノート…チェリーブロッサム・マンダリン・グリーンリーフ・ペアー
  • ミドルノート…ミモザ・マツリカの花・ペッパー・チュベローズ・ボタン
  • ラストノート…サンダルウッド・プルメリア・ベチバー

名前はローズですが、トップノートで感じられるのはサクラ。でも強い主張はぜずに、全体をピンク色の花がフルーツとグリーンと合わさって包み込むフレッシュなフレグランスです。ミドルノートではチュベローズを中心に鮮やかなフローラルになります。ラストノートはウッディがプルメリアと重なり上品に漂います。

まとめ

今回はフランスのブランド「グレ」から『カボティーヌオードトワレ』の特徴と口コミをお届けしました。

ロングセラーで幅広く愛用されている、今回のカボティーヌオードトワレ。幅広いだけにいろいろな角度からの口コミが上がってきているのが本製品の特徴です。

「若い世代に合う・若いころに使っていた」、という一方で、「今も使っている・最近使い始めた・母の愛用品」など。 「どの年代が合うって言いきれない、不思議な存在」というコメントもありました。

メインで使う香水ではなく、たまに使っていつもと違う雰囲気を纏うにはちょうどいいかもしれませんね。あまり気張ったりせず自然体で使えば、いいアクセントになってくれるでしょう。

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