エルメスの人気香水10選!【ユニセックス・メンズ・レディース】

エルメスの人気香水10選!【ユニセックス・メンズ・レディース】

世界中の女性の憧れと言われる有名ブランド「エルメス」。ジュエリーやスカーフ・バッグ・財布など人気アイテムを数多く展開していますよね。

そして忘れてはいけないのが香水。ハイブランドだからこそ出せる高級感で、デキる女・ひと味違う男・ワンランク上の大人の魅力を演出できるフレグランスであると人気です。ユニセックス(男女)で使える香水が多いのもエルメスならではの特徴です。

今回は、エルメスを代表する人気の香水【ユニセックス・メンズ・レディース】を厳選してピックアップしていきます。最後にブランドルーツもまとめましたので、深く興味のある方はそちらも参考にしてみて下さい。

まずはユニセックス、次にメンズ、そして最後にレディースの順で行きます。

エルメスの人気ユニセックス香水

庭園のフレグランス

【ユニセックス】庭園のフレグランス

エルメスの香水と言えば「庭シリーズ」こと「庭園のフレグランス」。専属調香師「ジャン=クロード・エレナ」が庭園にインスパイアされて創り上げた、傑作です。

香りはもちろんのこと、ネーミングやボトルデザインまでもお洒落。ハイブランドでありながらもナチュラルな雰囲気があり、いやらしさを感じさせません。

ナイルの庭

「庭シリーズ」として2005年に発売された第2作目で、一番人気の「ナイルの庭」。男女ともに使いやすいユニセックスなフレグランスですが、特に男性側から人気です。

  • 調香師:ジャン=クロード・エレナ
  • 香調:フルーティー、グリーン
  • トップノート…グリーンマンゴー・ロータスフラワー、など
  • ミドルノート…イグサ・シカモウッド、など
  • ラストノート…インセンス・シクラメンウッド、など

ナイル河口付近に広がる庭園をイメージしたフレグランス。爽やかなフルーティーでありながら甘すぎることがないようにグリーンが引き締めてくれます。日本人になじみの、畳に使われるイグサのおかげでしょうか、癒される香りと感じる人もいます。

とにかく爽やかで清潔感満載。石鹸や柔軟剤といった感想を持つ人もいます。職場に付けて行っても好感を持たれる使いやすさです。きつくもないので一年を通して使えるのも人気のポイント。あまり詳しくないけれど、いい香りでいい印象を残したい、そんな男性におすすめですね。

ユニセックスで使えるので、カップルや夫婦で共用として使っている人も多くいます。ただ甘さがないので甘い系が好きな女性には物足りなく感じてしまうかも。逆に甘さが苦手でメンズをよく使う人にはすんなり馴染むと思われます。

地中海の庭

「地中海の思い出を香らせる、嗅覚、視覚、触覚のモザイク」ジャン=クロード・エレナ。

木や花に満ちた地中海の庭園のエスプリを物語り、チュニジアのプライベートガーデンに漂う香りのモザイクを思わせるフレグランス。

地中海のイチジクをテーマとしたこのフレグランスは、旅行ノートのように、陰や水、光にあふれるこの天国のような世界を思い起こさせます。

屋根の上の庭

「祝いの庭。光が降り注ぎ、思い通りにできる庭」ジャン=クロード・エレナ。

刺激的でいきいきとした新作、《屋根の上の庭》 。この香水が物語るのは、パリの街の中心、フォーブール サントノレ24番地に建つメゾン エルメスの“屋根の上”にある、ひみつの庭です。

パリの空気に漂うリンゴ、洋ナシ、モクレン、そして生い茂る草が、光と喜びにあふれる、陽気でさわやかなこの香りを作りました。

モンスーンの庭

「モンスーンの後に息吹を取り戻した自然の穏やかさを表現」ジャン=クロード・エレナ。

《モンスーンの庭》 が探るもの。それは、モンスーンが太陽に奪われたものを大地に戻し、乾燥した燃えるような風を追い払ったときに現れる、インドの思いもよらない姿です。

インド・ケララ州でとらえられた、水であふれた世界での自然のよみがえりを、ショウガ、カルダモン、コリアンダー、ペッパー、ベチベル草が紡ぎます。

李氏の庭

「池の匂い、ジャスミンの香り、湿った小石の匂い、スモモや金柑の木、巨大な竹林の香りを、記憶をたどって思い浮かべました。すべてがそこにありました。池の中でゆったりと百年の時を経てきた鯉までもが」

ジャン=クロード・エレナが手がける新しい庭園のフレグランス《李氏の庭》は、彼自身が訪れた中国の数々の庭園と、彼自身の想像上の庭とが重なり合う場所。散策と思考が手を取り合い、一歩踏み出すごとに想像力が解き放たれる瞑想の場所なのです。

ヴォヤージュ ドゥ エルメス

2010年発売のユニセックス香水。一風変わった形状のボトルも、遊び心があると人気ですよ。ユニセックスながら、女性から「男性に付けてもらいたい」とい声があがっています。

  • 香調:ウッディ、シトラス
  • トップノート…イタリアンマンダリン・バイオレットリーフ・ピンクペッパー、など
  • ミドルノート…マグノリア・ピオニー・ローズ
  • ラストノート…ヴァインヤードピーチ・ムスク・シダーウッド

フレッシュな柑橘系にスパイシーが重なるトップノート。ミドルノートで主張しすぎないフローラルを感じた後はウッディの残り香へと続きます。上品で知的な、ちょっと大人な雰囲気。

ボトルと同じくクール、カジュアルな服装でもビジネスシーンでも使えます。

「ホテルで似たような香りを嗅いだことがある」という人がいるように、心落ち着くラグジュアリー感、それゆえ普段から寝香水に使っている人もいます。柑橘系に始まる爽やかさですが、ありきたりではなく、最後は落ち着いた安らぎを感じさせるのは、さすがエルメス。

オー ドランジュ ヴェルト

1979年に発売されたユニセックス香水です。「オレンジと緑の水」という名前から連想されるように、柑橘系とグーンノートの爽やかな香り立ちで始まります。

  • トップノート…レモン・オレンジ・マンダリン、など
  • ミドルノート…オレンジブロッサム・パパイア・マンゴー・ミント、など
  • ラストノート…オークモス・パチュリ、など

トップノートからミドルノートにかけ、レモンなどのシトラスノート、ミントなどのグリーンノートでフレッシュ。ラストノートはウッディで穏やかな落ちつきでそれらをまとめます。

強すぎず弱すぎず適度な爽やかさで、甘さもなく苦みも感じられるので、ややメンズの印象になります。いかにもフェミニンなタイプが好みの女性には少々物足りなさがあるかもしれません。

だけど甘さがなくてとてもナチュラル。この爽やかさは誰にでも好印象を与えます。職場でも使いやすく、年配の方でも違和感がありません。

爽やかな中にピリッとしたスパイシーが加わる大人な爽やかさですので、きりっとしたフォーマルな格好に似合います。真夏でもスーツで出歩かなければいけないビジネスマンによさそうですね。

エルメスの人気メンズ香水

テール ドゥ エルメス

ジャン=クロード・エレナ氏によるメンズ香水。メンズでありながら女性で使っている人も多く、ユニセックスな傾向です。自身で付ける、もしくは夫や彼氏に付けてもらいたくてプレゼントする人も多いようです。

女性的な色気を演出するのには向きませんが、仕事をこなすキャリアウーマンな雰囲気を出したいときにおすすめ!

  • 香調:シトラス、ウッディ
  • トップノート…オレンジ・グレープフルーツ
  • ミドルノート…ペッパー・ベイローズ・ゼラニウム
  • ラストノート…パチュリ・ベチバー・ベンゾイン・アトラスシダー

フレッシュなトップノートに始まり、そこにスパイシーさ、苦みが加わるミドルノート。ラストノートでは落ち着きのあるセクシーなウッディに移り変わります。ヒノキの香りがして癒されるという人も多くいます。

落ち着きと余裕がある大人の男性な雰囲気を醸し出し、「30代~40代の大人な男性が付けてたらカッコイイ!」と口コミされていました。

若干クラシカルな印象ではありますが、カジュアルからビジネスとシーンを選ばずに使えます。きつくない上品な香りですから、美術館のような知的で静的なシーンに付けて行けば一目置かれるのではないでしょうか。

若い世代が付ければ、まだ足りていない大人の魅力を補ってくれますが、使いこなすのはやや難しいかもしれません。



エルメスの人気レディース香水

オー デ メルヴェイユ

2004年に発売されたレディース香水。星をちりばめた丸いボトルが女性的な雰囲気を醸し出してくれますね。

  • トップノート…エレミ・ビターオレンジ・イタリアンレモン
  • ミドルノート…インドネシアンペッパー・ピンクペッパー
  • ラストノート…アンバーグリス・オーク・シダー・ベチバー・バルサム

レディースでありながらフローラルを加えないことで、マニッシュな雰囲気に。フェミニンとは逆で、スタイリッシュで洗練された大人の女性を演出したいときにはおすすめです。

甘さ控えめできつさがなく温かみもあるので、仕事場で重宝しているとの女性がいます。男性が多い職場で女であることを主張するのに不向きな現場では使いやすいと言えますね。

またそんなマニッシュなところから、男性でも使えると思いますとの声もチラホラ。中には「彼氏が使っていて、私も気に入ったから自分用を買いました。」というカップルもいます。男性でも、いかにもメンズなのが苦手な人にはいいかもしれません。

バリエーションで「オー デ メルヴェイユ ブルー」も出ていますので、こちらもチェック!

オー デ メルヴェイユ ブルー

驚きから魔法へ、 魔法から魅惑へ・・・。

《オー デ メルヴェイユ ブルー》はその香りにみなさまを乗せて、ファンタジーに満ちあふれた雲の上の世界へと誘います。

ウッディーアンバーを基調とするこの香りは、まるでさまざまな章でつづられた長編小説のように魅惑的。フローラルなノートを用いずとも、きらめきのある女性らしさを表現したみずみずしい香りです。

ヴァンキャトルフォーブル

エルメスを代表するレディース香水。清楚なフェミニンを纏わせてくれる、完成度の高さです。

  • トップノート…ヒヤシンス・ピーチ・オレンジ・オレンジ・イランイラン・ベルガモット
  • ミドルノート…オレンジフラワー・クチナシ・ショック・ジャスミン
  • ラストノート…バニラ・パチュリ・サンダルウッド

純潔を表すホワイトフラワーのフローラルにクチナシ・バニラ・サンダルウッドが溶け合い、とても高貴な佇まい。とがった感じもない上品な柔らかさをもったフェミニンなフレグランスです。

香りがしっかりしているので、苦手な人には合わないかもしれませんが、濃厚さを好む人にはたまらない奥深さです。

この濃厚でエレガントなフローラルは「ドレスを纏った西洋の貴族婦人のような」という人がいるほど。日常の仕事場に付けて行くよりは、ちょっとかしこまったディナーデートなど、ちょっと大人なシーンで女性らしさと色気を演出したいときにおすすめです。

それだけ大人な雰囲気があるので、若い世代だと「エルメスを着こなせるぐらいの大人でないと使いこなせないかも…」との声も。

「早くこれが似合う大人になりたい」と思わせるぐらい、自分を成長させてくれる香水です。

アマゾン

1974年発売のレディース香水。その名前はギリシャ神話にある女性だけの戦闘民族からとっているようです。女性の社会進出の機運が高まっていた時代背景を受けて、強い女性をイメージしたのでしょうか。

ですが戦闘民族を思わせるような攻撃的なフレグランスではなく、上品さも持っている芯の強いしなやかな雰囲気を感じさせます。

  • トップノート…ベルガモット・ゼラニウム・カッシー・ヒヤシンス、など
  • ミドルノート…ローズ・ジャスミン・ミュゲ・オリス、など
  • ラストノート…シダーウッド・オークモス・ベチバー・アンバー、など

フレッシュなトップノートから豊かなフローラルへと変化が、香りの輪郭をはっきりさせて一本筋が通った印象に。ラストノートでは落ち着いた雰囲気で芯のある様を表現します。

今はやりのタイプとは一線を画すタイプですが、決して古臭いわけではなく、どの時代にでも適合する女性の品格と芯の強さを表します。宝塚の男役のような、男性的な魅力もありながら、女性的なしなやかさも持ち合わせています。

やや強めなので、付ける量は控え目にしないと香害になったり、自分自身が酔ってしまったりする可能性もあります。下半身に付けるか、ミストが細かいアトマイザーに移し替えて使うのがおすすめです。

濃くて複雑な香りなので、少量を付けて変化を感じ取るようにした方が、この奥深さを堪能できるでしょう。

イリス

1999年発売のレディース香。イリス(アイリス)はギリシャ語で「虹」を意味する言葉で、もとはギリシャ神話の虹の女神「イーリス」からとった言葉です。

  • トップノート…ネロリ・ローズ・コリアンダー
  • ミドルノート…イリス
  • ラストノート…バーボンバニラ・アンブレットシード

名前が「イリス」だけであって、メインになるミドルノートがイリスのみの調香。トップノートが香った後にイリスの甘さが広がり、ラストノートがその甘さを優しく演出します。虹の女神の名に恥じない高貴で透明感あるフレグランスです。

品のある甘さ。きつくもなく落ち着いた雰囲気。芯のある大人の女性を演出します。

派手めなフローラルを好む人には物足りなく感じてしまうかもしれませんが、イリスのパウダリーさも合わさって石鹸のような心地よさを感じさせるので、オフィスなどでは使い勝手はいいですよ。

ギャロップ ドゥ エルメス

2016年発売のレディース香水。鐙(あぶみ)をかたどったボトル形状は、馬具工房からスタートしたエルメスならではのデザインです。

  • トップノート…サフラン・クウィンス、など
  • ミドルノート…オスマンサス・ローズ、など
  • ラストノート…レザー・ムスク、など

甘さはほとんどなく、フェミニンというよりは仕事をバリバリこなすクールな女性のイメージ。甘さがなくレザーがあるところから、男性にも使えるユニセックスタイプとの声もあります。

鐙の形をしているだけあって、馬から連想する動物的・野性的な印象もあります。ですが丸みのある香りで男性的になりすぎず、金木犀やローズのフローラルもあります。都会的に洗練された印象も持ち合わせ、絶妙なバランスです。

ツイリー ドゥ エルメス

2017年8月29日に発売されたレディース香水。エルメスファッションのアイコン、リボンスカーフ「ツイリー」をボトルネックに撒いています。帽子をかぶったたたずまいもカワイイと好評です。

  • トップノート…ジンジャー、など
  • ミドルノート…チュベローズ、など
  • ラストノート…サンダルウッド、など

エルメスらしい上品さで甘さもありながらスパイシーさも感じさせるミステリアスな香水。甘くて若々しいですが、クラシカルな一面もあり奥が深い作品です。「若者だけに使わせるのはもったいない!」という人がいるくらいです。

カジュアルなプライベートにおすすめですが、オフィスでも比較的使いやすいです。

エルメスのブランドルーツ

エルメスのブランドルーツ

1837年にティエリー・エルメスが開いた馬具工房が始まり。その工房はナポレオン3世やロシア皇帝を顧客として獲得し発展していきます。ロゴに馬車が使われているのはこのため。

ロゴ内の馬はブランド、馬車はブランドアイテム、従者は職人を表していています。主人はユーザーを表し、ここは空席の状態となっています。「最高級の品質を提供するが、それを選択し上手く使いこなすのはユーザーです。」という構図を表現しているとか。

1878年パリ万博に出品した鞍が金賞を取るなど、着実に実力を発揮し人気を獲得していきます。孫にあたる3代目:エミール=モーリス・エルメスは、今後の自動車産業発展とそれに伴う馬車文化の衰退を予見し、それまで培ってきた馬具製作技術を生かしてカバンや財布といった皮製品の製造を手掛けるようになります。

1920年にはハンドバック部門を設立。初めてファスナーを使ったバッグをデザインして、瞬く間に人気になります。シャネルがスカートにファスナーを使うようになったのも、このバッグがきっかけと言われているので、ファッション界に大きな影響を与えたと言えますね。

1927年にはスイスの高級時計「ジャガールクルト」とコラボして腕時計を発表。それ以降、服飾・装身具・香水とさらに幅広い分野を手掛けます。その後も、ケリーバッグやバーキンといったセレブに愛用される作品を発売していき、不動の位置を築いていきます。

日本では1978年に丸の内で直営店がオープン。2001年6月には銀座に「メゾンエルメス」がオープンしています。



まとめ

今回はエルメスの人気香水を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。男女の境界がないユニセックスの傾向が強いのが特徴でしたね。ユニセックスと明記されていない香水でも、女性にも使いやすいメンズ、男性にも使いやすいレディースが多くリリースされています。

高級感があって、安っぽさは感じません。最初こそよくある香りだなという印象を持ったとしても、少し時間がたつとそれまでとは違った印象に変化する奥深さを持っています。

品格のあるカッコイイ大人を目指すなら、エルメスの香水がピッタリ!