イタリアブランド『ディーゼル』の香水(メンズ・レディース)まとめ

イタリアブランド『ディーゼル』の香水(メンズ・レディース)まとめ

デニムでお馴染みのイタリアのファッションブランド「ディーゼル(DIESEL)」。カジュアルでありながらも上品さもあって男女ともに人気。デニムウェア以外にも家具や雑貨も扱っていて、さらには音楽やアートと関わるプロジェクトを起こしていたりと、幅広く活躍しているブランドです。

いろいろなことを手掛けているだけあって、当然香水も扱っています。素敵な香りはもちろんのこと、個性的なデザインのボトルが人気の秘密。飾っておいてもいいですし、プレゼントで贈っても喜ばれるでしょう。

では今回はそんな ディーゼルの香水をメンズとレディースに分けて見ていきたいと思います。自分用にプレゼント用にと、気になるアイテムがないかチェックしてみてくださいね。

後半にはディーゼルのブランドルーツについてもまとめてありますので、そちらも併せてごらんください。まずはメンズからいきますので、レディースは後半からどうぞ。


ディーゼルのメンズ香水

オンリー ザ ブレイブ

ディーゼルが所属するファッショングループの名前「オンリー ザ ブレイブ」を製品名にした、ディーゼルを代表する作品。2009年発売で欧米で大ヒットとなりました。握りこぶしのボトルがとっても個性的ですね。

  • トップノート…レモン・マンダリン
  • ミドルノート…シダーウッド・バイオレット・コリアンダー
  • ラストノート…アンバー・スティラックス・ラブダナム・ベンゾイン

シャープな印象のシトラスノートに始まり、次第にスタイリッシュに変化していきます。ラストではウッディ・レザーといった男性的な力強さに甘さのあるセクシーも感じさせます。

オンリー ザ ブレイブの口コミ

まず何といっても目を引くのが、このボトルです。握りこぶしが名前の「ブレイブ」を連想させますよね。もっと男くさいかなと思っていたのですが、案外爽やか。でも爽やかすぎるっていうこともなく嫌味がないです。(30代男性)
終わりの方でレザーっぽいメンズ感はしっかりあるけれど、個性的過ぎることがなくて、見た目のインパクトとは違って思ったよりも使いやすい。ジーンズのブランドだけあってカジュアルに使える香水だと思います。(20代男性)
若い男性が気軽に使うといった、本当にジーパン感覚で使えそうな香りですね。爽やかですが男性的な印象もあるし、その中に甘さもあるので女性ウケもいいです。付けているときに女友達から、何付けているか聞かれたことも何回かあります。(20代男性)

オンリー ザ ブレイブ タトゥー

「オンリー ザ ブレイブ」のシリーズ品として2012年に発売されました。オリジナルの雰囲気を残しつつも、さらに男性的なダンディズムな色気を演出します。ボトルも黒くなったことで、より重厚感が出て男性的に。

  • トップノート…アップル・マンダリンオレンジ
  • ミドルノート…セージ・バーボン・ペッパー
  • ラストノート…アンバーウッド・ベンゾイン・パチュリ・タバコリーフ

温かみと甘さのあるジューシーなシトラスノートで始まり、スパイスの利いたハーバルなミドルノートでシャープ。ラストノートではウッディで大人の男を感じさせ、落ち着きと深み、色気があります。

オンリー ザ ブレイブ タトゥーの口コミ

タトゥーなんていう名前だから、もっと攻撃的でハデハデしいのかなと勝手に思っていましたが、落ち着きのあるダンディな男性といった感じ。最初はフルーツ系の爽やかさがあるんだけど、その後スパイスが利いてきて、だんだんと余裕のある知的な男性といった香りになっていきます。(30代男性)
良くしてもらっている上司に借りて一度付けてみました。オリジナルの、ボトルがもっと明るいやつと比べると、前者が春夏・昼間、っていうイメージで、こちらが秋冬・夜、っていうイメージです。こちらはバーで一人で飲んでいる渋いダンディな男性と勝手にイメージしてしまいました。いい匂いだけど僕みたいな若造にはまだ早いかも。(20代男性)
最初に嗅いだ時に、大人の男の色気ってこういうのを言うんだろうなって直感的に思いました。渋みや落ち着きを感じさせながら、甘い雰囲気も持ち合わせていて優雅さと色気もある。これを付けて雰囲気で女を口説ける、そんな男になりたい!(30代男性)

スピリット オブ ザ ブレイブ

サッカーのネイマール選手とコラボして作られた作品で、2019年7月に発売されました。オンリー ザ ブレイブシリーズの10周年を記念して作られた作品でもあります。

ボトルは黒色で、ネイマール選手のこぶしにあるタトゥーをイメージしたデザインが金色で施されています。黒と金の組み合わせで、力強さやカリスマ性がある魅力を連想させますね。

  • トップノート…ベルガモット・ガルバナム・アルテミシア
  • ミドルノート…サイプレス・クラリセージ・エレミ
  • ラストノート…バルサムモミ・トンカビーン・ラブダナム

フューエル フォー ライフ プールオム

ディーゼル燃料にあやかって付けたブランド名の、まさにそのコンセプト通りの「生活・人生のため燃料」というネーミング。2008年発売。水筒のようなボトルもまた、ネーミングとぴったりですね。

  • トップノート…アニス・グレープフルーツ
  • ミドルノート…ラズベリー・ラベンダー
  • ラストノート…ヘリオトロープ・ドライウッド

フゼアパウダリーという独特な香調をベースにした、シンプルながらもハイセンスな香り。フルーティですっきりとしたトップノートに、甘さと優しさがありながらキリッとした印象のミドルノート。ラストノートではウッディ、そしてパウダリーで落ち着きのある雰囲気の中に色気も感じさせます。

フューエル フォー ライフ プールオムの口コミ

男性用だけれど甘さがそこそこありますね。メンズを付けている女性だったらパンツスーツに合わせてみたらかっこよく付けこなせるかも。男性が付ければセクシーなかっこよさを出せるかな。(30代男性)
ちょっと香りが強めだなというのが第一印象。日本で付けるのであれば付ける量を調整しないと香害になってしまうでしょう。でもちょうどよく付けられればスタイリッシュな印象を与えられそう。上級者向けの香水だと思います。(40代男性)
イメージで言うと、ジーパンにTシャツを着た、セクシーでかっこいい外人男性な感じかな。具体的にいうと「2002年サッカーW杯のころのベッカム」というのが、僕が嗅いで勝手に連想した人物像です。ワイルドな香りの中に甘さもあってそれがとってもセクシー。(30代男性)

バッド

2016年発売の、不良少年をイメージしたようなチョイ悪な香り。クラシカルとモダンを融合させた、力強さとセクシーさを感じさせます。

  • トップノート…ベルガモット・カルダモン・ラベンダー・バイオレットリーフ
  • ミドルノート…キャビア・オリスルート・セージ
  • ラストノート…タバコ・ウッディノート・トンカビーンズ・アンバー・パチュリ

キリッとしたシトラス系のトップノートに、キャビアのソルティなアクセントが特徴的な、ハーバルなミドルノート。ラストノートはダンディさもある男性的な色気。

バッドの口コミ

友達からプレゼントでもらいました。革製品のようなデザインのボトルが目を引きますね。高級感があり、名前通りちょっと怖そうな悪そうな、そんな雰囲気の見た目です。一方中身は、付けた時は爽やかに始まります。だんだんと男性的というのでしょうか、落ち着きと渋みを感じさせます。(30代男性)
バッド=ワルなイメージだけど、単なる荒くれものじゃなくて、自分が信じる者のために戦う少年漫画的な不良、という説明を友達がしていました。よくわからないので物は試しで借りてみました。柑橘系で少年的な若々しさがありながらも、タバコやウッディの男性的な雰囲気で力強さがを表現しているのでしょうか。マンガの例えはよくわかりませんでしたが、何とも言えない色気と魅力がありました。(40代男性)
キャビアが香料に使われているのが気になっていました。ミドルノートに使われているようですが、そのあたりでスタイリッシュな感じがしたのがキャビアなのかな?そのスタイリッシュさで、オーソドックスなメンズ感にはならずにキレのあるハーバルになりました。(30代男性)

プラス プラス マスキュリン

牛乳のパックに牛が描かれているパッケージで、ボトルも牛乳瓶のよう。メンズとは思えないくらい可愛らしいデザインですね。後半で紹介しますがレディースも出ていて、見た目がほぼ同じなので間違えないように気を付けてください。

  • トップノート…ベルガモット・オレンジ・プラムリーフ・ヘリオトロープ
  • ミドルノート…ジャスミン・バーチ・セージ・カルダモン・コリアンダー・ミュゲ・バイオレット・グリーンノート
  • ラストノート…ベチバー・ムスク・サンダルウッド・パチュリ・オークモス・ナツメグ・クローブ・シナモン・トンカビーン・アニス

見た目通りにミルクっぽさがあるフレグランス。メンズ的なグリーンやスパイシーはありますが、そこまで強く出てこない清潔感があるフレッシュさでです。

ほんのりとした甘さとフローラルがあるので、意外と女性にも使いやすいと人気。

ゼロ プラス マスキュリン

この作品が他と違っているところは、普通に嗅ぎ取ることができる匂いと、いい意味ではっきりと嗅ぎ取れない匂いが混ざっているところ。

それをゼロとプラスという名前で表しているんでしょうか。そんなネーミングもあって「無意識に働きかける香り」と言われたりしています。

  • トップノート…オレンジ・ナツメグ・アニス・ベルガモット・カルダモン
  • ミドルノート…シナモン・バイオレット・ジャスミン・ミュゲ・ローズ
  • ラストノート…アンバー・パチュリ・ムスク・バニラ・ヘリオトロープ

全体を通してはスパイシーさのあるオリエンタルなフレグランス。シナモンの香りにバニラが加わり、爽やかながら色気を出します。

ディーゼルのレディース香水

フューエル フォー ライフ プールファム

上で紹介したメンズ版と同じく昔の水筒のような形状のボトルで、カジュアルに使えるイメージを与えてくれます。発売はメンズより先の2007年。

  • トップノート…マンダリン・ピンクペッパー
  • ミドルノート…ブラックカラント・ジャスミン
  • ラストノート…パチュリ・ムスク

スパイシーさがあるシトラスのトップノートに、ミドルノートではフルーティ・フローラルで女性的。ラストノートでふんわりとした甘さ、そして落ち着いた雰囲気を醸し出します。シプレーにフルーティ・フローラルが加わったメンズ寄りのフレグランスです。

フューエル フォー ライフ プールファムの口コミ

トップノートがスパイシーで、それまで甘めを使っていたせいか、思わずメンズの方を買ってしまったと思ったくらい。だけどそのあとでフローラルも出てきて女性的な香りに。ユニセックスというほどではないけれどメンズよりかな。甘さ控えめが好きな人にはおすすめ。(30代女性)
ジーパンとかラフな格好で出かける時にちょうどいい。まさにブランドのイメージ通りですね。メンズライクなんだけど甘さもあるので、他とは違ったセクシーさを出せそう。(20代女性)
ミドルで出てくるジャスミンがとっても好きです。全体を通して甘さはちゃんとあるけれど、スパイシーなところもあるおかげで甘ったるくならないし、ちょうどいい女の子らしさが出せます。爽やかさとスパイシーさのおかげで元気はつらつな女の子っていう感じかな。(20代女性)

ラヴァー ドゥース

2011年に発売された、美しさと色気を兼ね備えた作品。LOVEとOVERDOSEを掛け合わせたネーミングで、そこから連想されるように嗅いだ男性を魅了するようなフレグランスです。

宝石のようにカットされたハートのような形状のボトルもかっこよく、そして紫色がミステリアスで魅力的と人気です。

  • トップノート…マンダリンオレンジ・スターアニス
  • ミドルノート…ジャスミン・ガーデニア・甘草
  • ラストノート…アンバー・バニラ・ウッディノート

ラヴァー ドゥース タトゥー

ラヴァー ドゥースのアレンジバージョンとして2013年に発売された、温かみのある甘さが魅力のフレグランス。ボトル形状はオリジナルと同じで、色合いが肌を思わせるような、柔らかみのある色。

  • トップノート…ベルガモット・マンダリンオレンジ・カシス
  • ミドルノート…ローズ・オレンジブロッサム・サンバックジャスミン
  • ラストノート…トンカビーンズ・ライス・バニラ・ミルク

ジューシーなフルーティシトラスのトップノートに始まり、ミドルノートでは甘さとフレッシュさのあるフローラル。ラストノートではバニラ・ミルクのクリーミーな甘さが広がっていきます。

ラヴァー ドゥース タトゥーの口コミ

とっても甘い香りで心落ち着く感じ。付けて外に出かけるというよりは、おうちでのリラックスタイムに自分やソファーに付けて、甘さの中浸っている方が好きです。はじめはフルーティーな甘さなんですが、だんだん変わってきてラストが出てくるころは杏仁豆腐みたいな優しい甘さになります。(20代女性)
タトゥーっていう名前だから、男性的な力強さなのかなって思っていたけど、正反対で優しくて包み込むような雰囲気。とっても印象的なのでそういう意味ではタトゥーのように記憶に刻まれたかも。男女ともにいい匂いって褒めてくれたし、特に男の人の中には「今日は美味しそう」なんて言ってきた人もいるくらい。男性受けはかなりいいです。(30代女性)
甘い香りがあまり得意でない彼氏が、とても気に入った香水です。他のものだとしつこいって言ってくるくらいなのに、ラヴァー ドゥース タトゥーの時はいい匂いだって言ってくれます。これを付けて彼氏にぎゅーってされている時が私の一番の幸せです。(20代女性)

プラス プラス フェミニン

メンズと同じく牛乳パックのようなパッケージが可愛らしいと人気。ボトルも並べてみると、どことなく牛乳瓶に見えなくもないですね。そんなイメージ通りミルキーな個性的な香りで、好き嫌いが分かれてしまうかも。1997年発売です。

  • トップノート…アップル・ピーチ・ミュゲ・カシス
  • ミドルノート…ミルク・ココナツ・マグノリア・オーキッド・ジャスミン・リリー
  • ラストノート…バニラ・サンダルウッド・ムスク・アンバー

フルーティな甘さの中にも少しグリーンニュアンスのあるトップノート。ミドルノートでミルクに包まれたホワイトフラワーのフローラルが広がります。ラストノートではバニラの甘さにサンダルウッドが加わり、オリエンタルな落ち着きと温かみに包まれます。

プラス プラス フェミニンの口コミ

ミルクをイメージする外見ですが、「いかにもミルクです」といった感じではなくて、フローラルとフルーティも混ざっています。可愛らしい中にも落ち着いた感じもあって、女の子というよりは可愛らしい大人の女性といった雰囲気でしょうか。個性的と言われていますが、確かに好き嫌いは分かれやすいかも。(30代女性)
付け始めにグリーンがあって、どこがミルク?もしかして牛の草ってこと?なんて思ってしまいました。グリーンとフルーツ、少し経つとミルクっぽさが出てきて、ココナッツミルクのような甘い雰囲気に。ラストになってくるとオリエンタル系の雰囲気、サンダルウッドでしょうか。バニラもありますが甘ったるくはならなかったです。(40代女性)
パッケージが可愛くて、それだけの理由で買ってしまった香水。ミルクの香りってどういうことなんだろうとワクワクして付けましたが、「牛乳そのまま」ということはなかったので良かった。(20代女性)

ゼロ プラス フェミニン

メンズ用のゼロプラスと対になる作品で、赤色のボトルは共通していますね。メンズと同じく、嗅ぎ取りやすいものと嗅ぎ取りにくいもので構成されています。

  • トップノート…ナツメグ・プラム・シナモン・カッシア・パイナップル・ペッパー・アップル・ビターオレンジ
  • ミドルノート…マグノリア・イリス・オーキッド・ジャスミン・ミュゲ・モロッコローズ
  • ラストノート…アンバー・サンダルウッド・バニラ・シダーウッド・ホワイトムスク・カカオ

始めはスパイスの利いたフルーティな匂い。次第にフローラルが出てきてフェミニンさを出しながら、ラストでバニラやカカオで甘さがあるオリエンタルな雰囲気を出してきます。

DIESELのブランドルーツ

ディーゼルはレンツォ・ロッソが1978年に設立したイタリアのブランドで、オンリー・ザ・ブレイブ社の系列グループのひとつ。

その名前の由来は、当時注目されていたディーゼル燃料から付けられました。発音も世界中でほぼ同じで覚えてもらいやすいということと、何よりディーゼル燃料のように世界中を活気づけたいという思いが込められています。

1979年にメンズコレクションを展開。そして1984年にはキッズライン、1989年にはレディースラインを発表。そして1994年にセカンドラインとして「55 DSL」が始まりました。

1996年にニューヨークに旗艦店をオープン、その後ローマやロンドンにも出店。日本には1999年に東京と大阪に出店するなど、創業からわずか20年ほどで世界中に人気が広がります。

2002年にシャネルのデザイナー:カール・ラガーフェルドとコラボして、「ラガーフェルド・ギャラリー・バイ・ディーゼル」を発表。2008年にはアディダスとコラボして「アディダス・オリジナルス・デニム・バイ・ディーゼル」を開始しました。

ファッション以外の分野では、音楽では将来有望なアーティストを発掘・バックアップするプロジェクト「DIESEL:U:MUSIC」が、2001年にイギリスでスタート。芸術では若手アーティストに発表の場を与えるプロジェクト「DIESEL WALL」が2004年ミラノでスタート。

ファッションだけでなく様々な分野において、ブランド名通り世界中に活気を与えてくれているブランドです。


まとめ

ヨーロッパのファッション界に大きな影響力を与えているブランド、とまで言われるディーゼルの香水を紹介してきましたが、そんなブランドだけあって個性的なデザインのボトルが多く展開されていましたね。

独特な世界観を演出してくれるディーゼルの香水を付けてみて、あなたの魅力にアクセントを加えてみてはいかがでしょうか。使っている人が少ないので、周りと被らないようにしたい人にはおすすめですよ。

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