人気急上昇中の ディオール(Dior) の香水 『 ミスディオール ブルーミングブーケ (Miss Dior BLOOMING BOUQUET)』 。ゴールデンタイムに流れているクリスチャンディオールのオシャレなCMでも話題ですよね。
「幸せを呼ぶフレグランス」と言われているブルーミングブーケの香りやコンセプトなどを紹介したいと思います。
パッと見の印象は、何といってもそのボトルデザインの可愛らしさですね。その淡いピンク色とリボンの美しさ、ついつい手に取ってみたくなる洗練されたデザインです。それでは見ていきましょう。
突如人気ランキングに現れた『ミスディオール ブルーミングブーケ』
ブルーミングブーケはレディース人気ランキングに突如ランクインし、今でも必ずと言っていいほど上位に入っている実績と実力を持つフレグランスです。口コミサイトの@コスメでは2015年・2016年にベストフレグランスで1位を獲得。今では殿堂入りを果たしています。
☆の数は、私がチェックしたタイミングですが、@コスメで5.4もありました。他の口コミサイトでも5段階中☆4.4~4.6と高評価。Amazonや楽天などのショッピングサイトでも☆4を超えています。
☆の多さや口コミ・レビュー数が1000件を超すことからも、いかに注目されているのかがわかりますね。愛用している年代は10代~40代と幅広く、特にクセのない万人受けするフェミニンな香りで、甘甘なガーリーやセクシーさを主張しすぎないオードトワレという分類。
もともとは『シェリー ブルーミングブーケ』
実はこのブルーミングブーケは、2014年1月に 『シェリー ブルーミングブーケ』 から名称が変わりました。今では最新型として発売されていますが、まだ製品名に「シェリー」が付いている旧バージョンも販売されていますので、購入の際はくれぐれも注意しましょう。
歴史を簡単に説明すると、まず1947年にオリジナルの『ミスディオール』が発売されました。そしてその現代版として2005年に『ミスディオール シェリー』が作られたんです。
アジア限定のフレグランス
そののちの2008年、まだアジアの人達の期待には応えられていないという思いから、アジア人にしっくりくるようにこだわった アジア限定フレグランスが作られました。それが『ミスディオール シェリー ブルーミングブーケ』なんです。
2011年に一度調合を変え、2014年に今の『ミスディオール ブルーミングブーケ』になりました。
その昔、ディオールの香水はVIP専用香水でした
時代を遡ると、昔、ディオールではドレスやアパレルのファッションを購入した人だけが特別に購入できるというVIP専用の香水があったことが始まりです。
大衆向けではなく一部の限られた人だけに販売されていて、それがとても気品溢れる上質な香水で、それが欲しくてディオールを愛用していた人もいるほど。
そんな時代背景がある中で、本格的に一般発売がされました。元々VIP専用ということもあって、他のブランド香水と比べて価格は少し高めな設定となっています。
ブルーミングブーケは女性の目を引くお洒落な淡いピンクのボトルが人気
ブルーミングブーケの人気のポイントはボトルデザインにもあると言います。透明に近い淡いピンクのリボン型オブジェがついていて、つい飾っておきたくなるような女の子向けの可愛らしいデザイン。
細部にまでこだわったつくりは高級感があり、置いておくだけでインテリアやオブジェとして楽しめる要素も込められています。この淡いピンクのデザインからも「美しさ」をコンセプトにしていることが分かります。
「ボトルを見ただけで、思わず欲しいと思って買っちゃいました。」という人がいるくらい、女性の心を惹きつけるデザインです。
ブルーミングブーケの香りは幸せを呼ぶフレグランス!?
幸福の象徴「ブライダルブーケ」のように、 幸せのオーラに包まれるみずみずしいフローラルフルーティブーケ。 幸せを呼ぶフレグランス と言われ、優雅で気品溢れるフェミニンなフレグランス。
甘すぎないフローラル系で、普段使いにもお出かけ用として使うのにもOK。TPOに関係なく、だれでもいつでもどこでも気軽に使えるオールマイティな香水です。
またこの香りは男性を引き寄せるそうです。幸せを呼ぶフレグランス、まさに彼氏が欲しい女性にはおすすめですね!
それではその具体的な香料をチェックしてみましょう。
- 調香師:フランソワ・ドゥマシー
- トップノート…マンダリン・カラブリアンベルガモット
- ミドルノート…ピオニー・ダマスクローズ・ジャスミン
- ラストノート…ホワイトムスク
付けてすぐのトップノートは、マンダリンやベルガモットのフルーティノート。そして続くミドルノートでは、ピオニーやローズとジャスミンが優しく出てきます。ラストノートは、ホワイトムスクの柔らかく包み込むような、落ち着いたシプレーとなって感じられます。
全体を通しての香調は、フルーティ、フローラルブーケといったところでしょうか。ピオニーのピンク色を思わせる、フェミニンな香りです。香調自体はよくあるものかもしれませんが、他の製品とは一線を画すクオリティとなっています。
ちなみに公式では以下のようにコメントされています。
幸せの象徴ピオニーと優美なローズ ノートの花束が、カラブリアン ベルガモットのみずみずしい輝きと、ホワイト ムスクの繊細なレースにふんわりと包まれたフレッシュ フローラルの香り。語り継がれるクリスチャン・ディオールの花々への情熱にオマージュを捧げる、可憐なフローラル ブーケ。
引用:Dior
この花々が陽気に咲き誇る印象が、まさに「ブルーミングブーケ」なわけですね。きつくない強さで、かといって軽すぎもない絶妙なバランスで調合されているのが、さすがフランソワ・ドゥマシーです。
なお、ブルーミングブーケの 甘さを強調 したのが 『アブソリュートリーブルーミング』です。ふんわりと甘い香りが好きな女性は、甘さ控えめのブルーミングブーケよりもアブソリュートリーブルーミングの方が向いているかもしれません。
ミスディオールブルーミングブーケはこんな人・こんなシーンにおすすめです!
それでは使用者の口コミなどを参考にしながら、どういう人におすすめなのか、どんなシーンに使えるのかを見ていきたいと思います。
女性らしさを自然にアピール
先にもミスディオールブルーミングブーケはフェミニンなフレグランスと紹介してきましたから、当然と言えば当然ですよね。フルーツ系のさわやかな甘さにお花の優しさが重なって、嫌みなく上品な女性らしさを印象付けられると思います。
男性へのさりげないアプローチ
幸せを呼ぶ、なんて言われているくらいですから、女性が付けた時の男性からの反応が悪いわけはありませんよね(笑)
男の人って、女の人からするいい匂いが好きな割に、ちょっと強すぎたりして好みに合わないと「香水臭い」って言ったりするから、ほんとワガママ。
でもこれだったら、そんなワガママな男性陣でもいい匂いだと納得してくれるはず。
どんなシーンにもピッタリ
香水はTPOをわきまえないと、ある場面では高評価でも他の場面では不評を買う、なんてことはあるあるですよね。だからそれに対応できるように、いくつも使い分けている人も多いかと思います。
でも、それって結構めんどくさい…。っていう人には1つでいろんなシーンに馴染める香水がおすすめ。ブルーミングブーケは、季節も含めていろんなシーンで活躍している様子が口コミからうかがえます。
年代問わず使えます
可愛らしいボトルデザインやピンクの色合い。甘さのあるフローラル。このあたりから若い女性にしか似合わないと思われるかもしれませんが、使用者の年代は幅広くなっています。
プレゼントにおすすめ
使いやすくて評価が高い中身ですが、外見の良さも評価が高いのが特徴。高級感があってインテリアとしても使えそうなデザイン。ピンクのオブジェもかわいらしさを出しています。色合いも淡いピンクで、いかにも女の子が好きそう。
そんな作品ですから、プレゼントとして贈った・贈られたという口コミを見かけます。万人受けする傾向だからもらった側が「合わない」と感じることはめったにないでしょうし、万が一合わなくてもインテリアとして使えますからね。
実際に使った方からは、他にもちょっと気になる口コミが…
持続時間は短い傾向?
持続時間は短めと感じる方もいるようですね。口コミにある通り、オードトワレだから仕方がないところかと思います。
中には「自分では匂いを感じなくなったけど、近くに来た同僚には匂いがすることも」という口コミもありました。持続時間は体温などによる個人差も大きいので、周りの反応を見ながら付け直しをしたほうがよさそうですね。
まとめ
「男性の気持ちを引き寄せる」と言われる、『ミスディオール ブルーミングブーケ』。まさに彼氏が欲しい女性におすすめの香水と言えます。その香りの評価は非常に高く、意外にも10代20代の若者よりも30代~40代の女性から好評を得ています。
ボトルのデザインからフレグランスまで総じて若々しい雰囲気があるので20代向けの印象ですが、上品さもあるので30代以降でも問題なく、10代から40代まで幅広い愛用者が見受けられます。
元々はVIP専用香水であったことからも分かるように、品質も価格も高級であり、チープさを感じさせないことが愛用され続ける理由になるのではないでしょうか。
サイズは30ml、50ml、100mlと3種類ありますが、一番人気は大容量の100mlサイズとなっています。
また、ミスディオールからシリーズ品としてヘアミストやボディミストもリリースされていますので、強い香りが苦手な人はこちらの方が使いやすいかもしれませんね。
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