モード界の帝王!イタリアファッションブランド『アルマーニ』の人気香水総まとめ【メンズ・レディース】

モード界の帝王!イタリアファッションブランド『アルマーニ』の人気香水総まとめ【メンズ・レディース】

イタリアのモード界の帝王とまで呼ばれるファッションブランド「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」。シンプルでいて高級感あるデザインは世界中で愛されています。

ファッションだけではなく香水も手掛けていて、レディースは1982年にメンズは1984年に発売開始しました。その香りは嫌味がなくナチュラルで使いやすいと、年代を問わずに高い支持を受けています。

メンズの方が多く展開されていますが、女性がメンズを使っても知的な雰囲気を出せるし使いやすいというのも人気の理由です。

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それでは今回は、そんなアルマーニの人気香水をメンズレディースに分けて紹介していきたいと思います。

最後にはアルマーニのブランドルーツについても簡単にまとめましたので、より深く知りたい方はそちらも目を通してみて下さい。

アルマーニの人気メンズ香水

アクア ディ ジオ プールオム

1996年の発売以来ロングセラーとなっている、アルマーニのメンズ香水の代表作。上品で落ち着いた印象の香りです。

また、レディースの「アクア ディ ジオ」もありますので、そちらは記事後半のレディースの項で紹介します。

  • トップノート…スイートピー
  • ミドルノート…パーシモン
  • ラストノート…シダー・パチュリ・ホワイトムスク

地中海を連想させる、シトラスのマリンノート。トップノートからミドルノートでは甘くて爽やかな、元気な印象です。ラストノートではウッディな温かみと落ち着きのある雰囲気が出てきます。

落ち着きのある大人のダンディな魅力で、仕事でもプライベートでも活躍してくれますよ。

アクア ディ ジオ プールオムの口コミ

旦那が昔から愛用しています。香ってくる爽やかさと甘さが、私も娘もお気に入りです。会社でも周りに不快感を与えることなく馴染んでいるようです。旦那はいい匂いと褒めてもらえることがあるくらいで、たまにニヤニヤしながら報告してきます。(40代女性)
大人な落ち着きがあり、とても気に入っています。付けた時は爽やかな感じですが時間が経つにつれて柔らかい甘さが出てきます。持続時間も結構あって、付け直していないのに仕事上がりでも落ち着いた雰囲気が残っています。(30代男性)
メンズ香水ですが主人のを借りて、私もたまに付けています。瓜系の甘さがあるけれどそんなに強くないので、レディース的なのが苦手な私にはとっても使いやすいです。友達からもいい匂いって言われるので、口コミにあるように女性でも問題なく使えると思います。(30代女性)

アクア ディ ジオ プールオム エッセンザ

オリジナルの『アクア ディ ジオ プールオム』の雰囲気はそのままに、より現代的にアレンジされた作品。エレガントさとセクシーさを感じさせるムスクが際立っています。オリジナルと同様にユニセックスで使える傾向ですが、オリジナルよりも、ややメンズ感が強くなっています。

  • トップノート…ベルガモット・グレープフルーツ・ウォーターノート・カロン
  • ミドルノート…ジャスミン・フローラルノート・バジル・セージ
  • ラストノート…ムスク・クラリセージ・アンバーグリス・シダー・パチュリ・ベティッバー・ペッパー

上品な爽やかさの中にほのかな甘さがあるトップノート。ミドルノートではフローラルがありながらも爽やかさを感じます。ラストノートでは温かみのある中にムスクの魅惑的な香りが出てきます。

アクア ディ ジオ プールオム エッセンザの口コミ

オリジナルとエッセンザのどちらも使ったことがありますが、僕はエッセンザの方が好きです。ミドルノートのバジルやセージでしょうか、オリジナルよりも男性的なスパイシーさが強くなっています。柑橘系の爽やかさが加わっている感じかな。(30代男性)
ノーマルのアクアディジオと同じくフルーティですが、シトラスがちょっと強くなっているかな。ミドルでスパイシーさもあるけれどフローラルの優しさもあるので、メンズ物を好んで使い女性なら問題なく使えそうです。(30代女性)
ユニセックスで使えるということでしたが、ちょっとメンズより。僕の彼女は、自分で使うのはちょっと無理かも、と言っていました。でも僕が付けているのを嗅ぐのは気に入ってくれています。セクシーさとかっこよさが同居していて、できる男っぽいと褒めてくれました。(20代男性)

アルマーニ コード プールオム

2004年に発売されたアルマーニ初の軽めのオリエンタルノートの作品。スーツをかっこよく着こなした知的でエレガントな印象。タキシードをモチーフにしたボトルデザインも、そのエレガントさを引き立てます。

  • トップノート…ベルガモット・レモン
  • ミドルノート…オリーブフラワー
  • ラストノート…ガイアックウッド・トンカビーン

シトラス系の引き締まったトップノートに始まり、ミドルノートでは独特な個性を放つフローラルに変化します。ラストノートでは深みのある落ち着いた雰囲気に。知的でダンディな魅力を纏いたい人におすすめ。

アルマーニ コード プールオムの口コミ

テスターで嗅いで一発で惚れてしまい、旦那に付けてもらうために買いました。香水のことを良く知らない旦那は言われるがままに付けてくれています。品があって仕事ができるクールな男性といったイメージで、中年太りが始まった旦那でもスタイリッシュな印象にしてくれます。(30代女性)
アルマーニだけあって、上品でスマートな色気のある男性といった感じです。爽やかさもあって嫌味がない色気。だけれど若者が付けるにはちょっと大人過ぎるかも。もっと余裕のある大人の男性像なので、20代後半ぐらいからだんだん様になってくる。(30代男性)
透明感ある中にほどよい甘さがあって、似たような香りがない個性的な香水。ラストの方になってくるとウッディが出てきて男性的な魅力に包み込まれます。オシャレにスーツを着こなしている大人な感じで、それこそアルマーニのスーツに似合いそう。(30代男性)

アルマーニ プールオム

1984年に発売されたオリジナルが2013年にリニューアルされ発売。ボトルデザインだけでなく香りも変わり、よりシャープでスタイリッシュな印象に。

  • トップノート…ベルガモット・マンダリン・バジル
  • ミドルノート…クローブ・リリー・ナツメグ
  • ラストノート…パチュリ・オークモス・サンダルウッド

スッキリとしたシトラスのトップノートにスパイシーさが広がるミドルノート。ラストノートでは品のある甘さと落ち着いた雰囲気にまとまっていきます。

アルマーニ プールオムの口コミ

リニューアル前から使っていますが、とても気に入っています。今の方は昔のものに比べてスパイシーが強くなった印象です。その分男性的な雰囲気が強くなっているので、他のアルマーニのメンズよりも女性は使いにくいかもしれません。(40代男性)
スーツをスタイリッシュに着こなして、仕事をバリバリこなす、できる男の香りと言った印象です。付けすぎてしまうとトニック的な匂いが出てしまうので注意が必要ですね。キリッとした雰囲気から時間経過とともに落ち着きのある色気に変わってきます。(30代男性)
とにかくシトラスの爽やかなところが気に入っています。そのあとだんだんとスパイシーさが出て来て、次第にウッディの落ち着いた甘さになってきます。彼女はそのラストのところがとてもお気に入り。昔のを知っている母が言うには、前のよりも垢ぬけた感じ、とのことです。(20代男性)

マニア プールオム

ウッディで紳士的な雰囲気の中に官能的な魅力もある香り。初心者でも比較的使いやすい透明感あるさりげない印象。

  • トップノート…グリーンマンダリン
  • ミドルノート…サフラン
  • ラストノート…シダー・ベチバー・アンバー・ムスク

クリアなフルーティで始まり、次第にスパイシーでエキゾチックでウッディな男性的な印象に。それでいて嫌味がない甘さで官能的な空気も漂わせます。

マニア プールオムの口コミ

爽やかでクールですが、女性でも比較的使いやすいユニセックスタイプかなと思います。はじめはちょっとメンズっぽいところが強く出ますが、次第に甘さも出てきてちょっとセクシー。でもカジュアルな格好よりはスーツとかしっかりした格好の時の方がしっくりくるかな。(30代男性)
男性用なのですがうちの場合は彼氏よりも私の方が気に入って使っています。上品で嫌味がないので、周りの人にも好印象。会社に付けて行っていますが、みんな何付けているのか聞いてくるくらいです。(30代女性)
我が家では主人と娘が使っています。主人が付けるとただのおじさんからスタイリッシュなオジサマな雰囲気になります。娘が付けた場合は女の子な感じを抑えたキャリアウーマンでしょうか。二人ともそれぞれの職場で好評のようです。(40代女性)

ストロンガーウィズユー


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こちらはエンポリオ・アルマーニのラインから2018年に発売された作品で、あとで紹介するレディースの「ビコーズイッツユー」とのペアフレグランスになっています。

ボトルにあるロゴの「YOU」の字の「O」の部分が二重になっているのは恋人同士の絆を表現しているんだとか。なんともオシャレ!

現代を生きる男性の、エネルギッシュで自信がある様子を表現しています。

  • トップノート…カルダモン・ピンクペッパー・ミント・バイオレットリーフ
  • ミドルノート…セージ・メロン・パイナップル・ラベンダー・シナモン
  • ラストノート…バニラ・チェスナット・シダー・アンバーウッド・グァヤックウッド

始めはピンクペッパーなどからスパイシーで始まりますが、次第に爽やかさ・フレッシュさが出てきて若々しさを感じさせます。最後はちょっとスモークがかったバニラの甘さが程よく出てきて、誘惑的・官能的に。

アルマーニの人気レディース香水

アクア ディ ジオ

先に紹介したメンズの「アクア ディ ジオ」のレディース版で1995年発売。ユニセックスで使えるという口コミもあり、レディースですが男女ともに使いやすくなっています。

フルーツ系の甘酸っぱくて爽やかな甘さで、周りを不快にさせることはありません。初心者から上級者まで幅広く使いやすくなっています。

  • トップノート…ライラック・ベルガモット・ピオニー
  • ミドルノート…フリージア・ジャスミン・オークモス
  • ラストノート…スペアミント・タンジェリン・ムスク

こちらもアルマーニの中ではかなり人気のある香水ですが、今ではなかなか手に入りにくくなっているようです。

アクア ディ ジョイア

アルマーニが訪れたパンテレリア島やアンティグアをイメージしてつくられたと言われる、2011年発売の作品。自然からインスピレーションを得ただけあってナチュラルでリラックスできる雰囲気に包まれます。

  • トップノート…アマルフィレモン・ミント
  • ミドルノート…ジャスミン・ピンクペッパー・シャクヤク
  • ラストノート…フレンチラブダナム・バージニアシダー・シュガー

レモンとミントの爽快感あるシトラスとハーバルなトップノートに続き、ミドルノートでは瑞々しく開放感あるフローラルが出てきます。ラストノートではさっぱりとした上品な印象の中に、甘さと官能さが感じられます。

アクア ディ ジョイアの口コミ

瑞々しさと爽やかさの中にジャスミンの甘さもあって、自分で嗅いでいて気分がいいです。開放感がある明るい雰囲気で、夏にちょうどよさそうです。誰にでも好感持たれるような、いい意味で軽い印象。活動的な若い世代向けかな。(20代女性)
周りに強く出ない爽やかで軽やかな使いやすい香り。その分持続時間は短めです。強めな香りを期待している人には物足りなく感じると思いますが、さりげなく香らせたい私のようなタイプにはちょうどいいです。(20代女性)
フルーティな爽やかさがとても気に入っています。ミントやペッパーも強く出すぎることもないし、ラストにシュガーがあっても甘ったるくならない、とてもバランス感覚に優れている香水だと思います。私の周りの人は老若男女関係なくいい匂いと褒めてくれるので、かなり万人受けするのではないでしょうか。(30代女性)

シィ

ケイト・ブランシェットをイメージしてつくられた、2013年に発売の作品。イメージモデルにもケイト・ブランシェットを起用し、彼女が映画「ブルー・ジャスミン」でアカデミー賞やゴールデングローブ賞で主演女優賞を獲得したこともあり、ヨーロッパで大ヒットを記録しました。

香りはトップノート~ラストノートというピラミッド型ではなく、ブラックカラントネクターモダンシプレー・フリージアとメイローズを加えたムスキーウッディの3つの種類が同時に香るフラットコンポジション。甘さと透明感があり、洗練された現代の女性像を思い浮かべさせるエレガントな香りです。

シィの口コミ

バニラと柑橘系のフレッシュな甘さがあります。シプレーも感じられるけれど、それぞれのバランスがとっても良くて大好きです。使っている人も今まであったことがないので自分だけの香りとして使えています。(30代女性)
洋酒や梅酒のような甘さのあるお酒のような雰囲気です。単に甘いだけじゃなくてパチュリとかローズとかいろんなものが混ざってる、奥が深いというか複雑。それだけに付ければ自分もそんな深みのある大人になれた気にさせてくれます。(30代女性)
甘くて可愛らしいんだけれど、子供っぽいわけじゃなくて大人の女性が持つ可愛らしさという感じ。もっと癖があるかと思っていたけど優しい香りです。落ち着いてくるとパチュリでちょっと男性的な雰囲気も出るけれど、それもまた全体を引き締めてくれます。(20代女性)

シィ パシオーネ


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2017年2月(日本では2018年4月)に発売された、シィのアレンジバージョン。自信のある女性の力強さ、そして官能を放つフレグランス。印象的な真っ赤な色合いも、その自信を裏付けるかのような存在感があります。

  • トップノート…ピンクペッパー・ペアー・ブラックカラント・グレープフルーツ
  • ミドルノート…ローズ・ジャスミン・ヘリオトロープ・パイナップル
  • ラストノート…シダー・バニラ・アンバーウッド・パチュリ

ピンクペッパーのスパイシーとジューシーな明るさで始まります。そこにフローラルが加わるとフェミニンでありながら情熱的なニュアンスが感じられます。ラストでは温かみと官能的な雰囲気が包み込みます。

ビコーズイッツユー


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メンズのストロングウィズユーのペアフレグランスとして、2018年に発売されました。こちらも高評価で、単体でもいい匂いですが、せっかくペアになっているので恋人同士でそれぞれを使うのもおすすめです。

  • トップノート…ラズベリー・ネロリ・レモン
  • ミドルノート…ローズ
  • ラストノート…バニラ・ムスク・アンバーウッド

甘酸っぱさのあるフルーティーノートで始まり、洗練されたローズが加わることで、女性的な魅力を引き出します。バニラ・ムスクが甘く出すぎることなく、どこかミステリアスで官能的な余韻を出します。

ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)のブランドルーツ

設立者のジョルジオ・アルマーニは、1934年イタリア・ピアチェンツァ生まれ。「ミラノの3G」と呼ばれる世界的なデザイナーの一人です。

はじめは医師になるように教育を受けて育ちましたが、兵役のため断念。兵役後は百貨店でバイヤーとして働きました。そのバイヤー時代に消費者が求めるデザインや素材、生産や流通に関しての豊富な知識を身に付けます。

その知識が評価され、1965年にメンズウェア「ヒットマン」のデザイナーとして抜擢されます。そして34歳の時に建築家のセルジオ・ガレオッティと運命的な出会いを果たします。

彼との出会いをきっかけに1970年に独立しフリーのデザイナーになり、1975年に二人で共同出資して「GIORGIO ARMANI」を立ち上げました。この時アルマーニは41歳ですので、デザイナーとしてはかなり遅咲きと言えますね。

素材の品質着心地の良さ、そしてシルエットの美しさを求めたアルマーニの製品は高い評価を受けます。そしてレディースライン、ジュニアライン、アンダーウェアライン、さらにはアクセサリーラインと展開をしていき、世界が注目するデザイナーとして着実に歩みを進めていきます。

1980年に映画『アメリカン・ジゴロ』の主演リチャード・ギアの衣装を担当。これによりハリウッドで有名になり、ジョディ・フォスターやロバート・デ・ニーロといったハリウッドスターからも支持を得るようになりました。

翌1981年にセカンドラインの「エンポリオ・アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」を開始、1982年にはタイム誌の表紙を飾るほどに。デザイナーでタイム誌の表紙を飾るのはクリスチャン・ディオール以来のことです。

1980年代後半には紳士服のパターンを活用した婦人服を展開。女性が男性同様に働くようになった時代に適した、オフィスでも着心地がよいデザインで世の中の流れを後押しします。

セルジオ・ガレオッティが白血病のため他界という困難もありましたが、みごとにそれを乗り越えます。

2000年には「ジョルジオ アルマーニ コスメティックス」がはじまります。また2004年には「アルマーニ・ラグジュアリーホテル&リゾート」が設立され、2010年に「アルマーニ・ホテル・ドバイ」がオープン、2011年に「アルマーニ・ホテル・ミラノ」がオープンしました。

日本においては2007年に「アルマーニ 銀座タワー」がオープン。ウェアだけではなくスパ、レストラン、ホームインテリアコレクションなどライフスタイルを提案するブランドストアが誕生。多面的な展開からも分かるように、アルマーニはファッションセンスだけでなくビジネスセンスも卓越した経営者と言えそうです。

まとめ

今回の記事では世界的なファッションブランド「ジョルジオ アルマーニ(GIORGIO ARMANI)」の香水を厳選して紹介してきました。

全体的にはメンズが多い印象ですが、馴染みやすくて周りに不快感を与えないシトラス系の香りのため、女性にも使いやすいと好評です。

ファッション同様に、スタイリッシュでエレガントな雰囲気を演出したい方におすすめの香水です!

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