洗練された大人の香水!シャネル『ココマドモアゼル』の香りと口コミ

フランスで生まれ、長い歴史があるブランド 『シャネル(CHANEL)』は、香水をはじめ化粧品やファッション小物など、多くの種類のアイテムが発売されています。一度手にしたら手放せないブランドとして多くの方から愛されています。

中でもシャネルの香水のコンセプトは、 「独立」「自立心」「洗練された大人」この3つを兼ね備えた、媚びない女性をモチーフに調香されています。どのようなファッションにもマッチするその香りは、ブランドならではの最高のフレグランスを堪能することができます。

シャネルの製品は全体的に大胆な女性をイメージさせるところが特徴的で、冒険心を感じることができ、勇気をもたらしてくれます。

今回は、そんなシャネルの中でも特に気品溢れる洗練された大人の香水 『ココマドモアゼル(COCO MADEMOISELLE)』 について、その香りの特徴や愛用者の口コミを紹介します。


シャネルの香水『ココマドモアゼル』

ハイセンスな大人の女性のイメージを演出する 『ココマドモアゼル』 は、甘いオレンジのカラーが上品さを醸し出しています。気品がある奥深さを堪能できまです。

2001年に 「オリエンタルフレッシュ」という香調で発売され話題になり、翌2002年度には香水界のオスカー賞と言われているFiFi賞で主要部門を受賞したほどの逸品です。

独特な芳香で洗練された女性の必需品として愛用されていて、今でも高い人気を誇っています。スプレーした瞬間から驚くほど香りが主張します。そのあふれる甘さからはフレッシュさとグラマラスな感覚を味わえます。

ココマドモアゼルは、ブランド創設者ココ・シャネルが自身が周囲を惹きつける 「魅力的な個性」 という、やや強い自尊心(自信)をコンセプトにしているので、既存のフローラルなものとはかなり違った印象を持つはずです。

特にインド原産のハッカ成分をはじめとして、イネ科の根の成分などを抽出した香料を加える等、かなり個性的でセンシュアルなスパイスを加えています。香水に不慣れな日本人には賛否が別れるところでしょう。

世代としては30代中盤以降で、40代前半までをターゲットにしてます。ビジネスではある程度の立場にある人で、プライドとステータスをお持ちになっている方に人気です。

『ココマドモアゼル』の香りと持続性

香りの本質を感じることができるココマドモアゼルは、 ベルガモットとブラッドオレンジの柑橘系の、甘いながらも爽快な雰囲気 を楽しめます。

  • 調香師:ジャック・ポルジュ
  • トップノート…オレンジ・ベルガモット
  • ミドルノート…ローズ・ジャスミン
  • ラストノート…パチュリ・ベチバー・バニラ・ホワイトムスク

トップノートのオレンジ、ベルガモットでフレッシュなフルーティさがメインとなっていて、ミドルノートは主にフローラルが中心になっています。そのため、1つでタイプの違う香りを楽しむことが出来るのが特徴です。

全体としてのトーンはフローラルですが、シャープな印象を持つ鋭さがあります。服装としてはドレッシー、使うシチュエーションではパーティーメイクに相性がよく、特にカジュアルではない公式的なイベントなどで、その個性を発揮するように設計されています。

ラストノートが長くトップノートが短いので、常時使い分ける人は一つは持っておきたい香水と言えます。

プライベートで使うシャワージェルや、ツィスト&スプレーやボディローションなど、スキンケアシリーズも多いリリースされているので、香水単体というよりも、こういったボディケアを通じて全体のバランスを見て使用できれば理想的ですね。

また2018年3月には 『ココ マドモアゼル オードゥ パルファム アンタンス』というシリーズ品もリリースされましたので、こちらも要チェックです。以下は公式HPにある製品紹介コメントです。

あなたの魅力を色濃く描き出す、オリエンタル アンバー ウッディーの香り。 ヴァニラ アブソリュートとトンカビーンが合わさったアンバー アコードと、贅沢なパチュリのコンポジション。

フレッシュなシトラスのトップノートとローズとジャスミンのミドルノートがさらにインテンスな印象を引き立てます。


ココマドモアゼルの口コミ

それでは「ココマドモアゼル」の口コミを見ていきたいと思います。購入を検討している方は、是非参考にしてください。

上品な香りがいい

甘さがとっても特徴的だと思います。でも強めのわりには くどく出てこなくて、 とても上品だと思います。他の甘いものだと、私が知っている限りでは、強ければ強いほどまとわりつくような感じがして鬱陶しかったんですけど、ココマドモアゼルはそんなことがなくて、こういうこともあるんだと感心しました。

彼氏からも、この甘さは嫌いじゃないと言われたくらいです。

シャネルの初香水がこのココマドモアゼルでした。 大人の女性を感じさせる品のある香りだと思います。メインはフローラルだけれど、甘さがあって女性的。だけれどそれだけじゃなくて清々しいキリッとしたところもあって、それらを総合して、 凛とした上品な女性像を思い浮かばせます。

まだ自分には大人すぎるかな、という気がしないでもないんですが、そんな人になりたいという気持ちも込めて使っています。

若い時に購入した時は、あまり合わなかったという人もいますね。ですが、年齢を重ねた時に使ってみると上品ですごく気に入ったと答える人もいます。年齢がすべてではありませんが、香りの系統によっては年齢を重ねたからこそ、良さが分かってくる物もあるのでしょう。

花びらのような軽さがいい

試してみるまではもっと濃厚なんだろうなと思っていたんですが、実際に付けてみるとそんなことはなくて、 軽くてつけやすいです。もちろん付けすぎなければの話ですが。

適度に付ければ 優しいフローラルに包まれます。まるで花びらが自分の周りを舞っているかのような、とまで言うと大袈裟ですけど、それくらい軽やかです。

爽やかなフローラルで甘さも適度な強さで、 思っていた以上に軽くて使いやすかったです。シャネルにはもっと濃い目というイメージがあったので。

付けたすぐは柑橘系の爽やかさがあって、付けすぎるとそこがきついかもしれません。でもそのあとミドルからラストになってくると違った雰囲気になって、大人の女性を演出するフローラルがふんわりと漂ってきます。

花びらのような軽さを感じさせる、と愛用者のほとんどが答えています。とても洗練されており、10年近く愛用するヘビーユーザーが多くいるのが特徴的です。

女性の持つ魅力をたっぷりと引き出してくれる感じがすると答える人もいますし、上品さなどを求める人にはおすすめしたい香水です。

長年の愛用者が多い

昔で言う「シャネラー」の私。発売を知ったときにすぐに買いに行きました。仮に使わなかったとしても、持っていることで自己満足できるので、ためらいなく購入。ちょっと強めかなという気もしましたが割と好みに合っています。なので毎日は付けませんが、どこかに出かけるときにちょっと付けて楽しんでいます。

そんな使い方なのですぐには無くなりませんが、それでも すでに3本目に突入。かれこれ10数年使っていますね。

結婚前に旦那がプレゼントしてくれたのが、この「ココマドモアゼル」でした。香水には詳しくない旦那が、ネームバリューや当時の流行りなどを考えて選んでくれました。私の好みに合うかどうかまでは考えが及んでいなかったらしいんですが、品のあるフローラルがすごくよかったので結果としては問題なし。

付けてみたら、旦那だけでなく周りの男の人から好評、女性からも「仕事ができる女性っぽい」なんて褒められていましたね。このプレゼントがきっかけで、旦那とより仲良くなって結婚に至ったので二人の思い出の香水です。 もらってから出産するまでずっと使っていました。今でもたまに付けています。

甘さと爽やかさがある上品なフレグランスですね。結構強めだと思うんですが、ほんのり出るように付けても品を失わずに素敵な香りを出せるのは、一流ブランドシャネルの凄いところだと思います。

購入したのは5・6年前なんですが、その時に今まで嗅いだことがないくらいにいい匂いだ!と、心に来るものがあって、ちょっと高いけど買ってしまいました。それ以来、会社を始めどこかに出かけるときはほぼ毎日付けています。

他には家族が使用していることをきっかけに、ココマドモアゼルに一目惚れをして10年ほど愛用している人もいます。シャネルと言えば、高貴なイメージが強く、女性にとっての憧れでもあります。

フレッシュでフルーティなところが女性に好まれており、フローラル調でありながらベースはシプレ調の柔らかさもあるので、バランス良く作られていると評判が良いです。


苦手な人は、こんなところが気になる

トップがツーンと来るので苦手です。時間が経てば収まるけれども、どうしても最初がアルコールが強く感じてしまって付けたいとは思いません。付け方の工夫でなんとかなるかもしれませんが、そこまでして付けたいとは思いませんでした。
思った以上に強くてギブアップです。付ける量は他のものよりもかなり調整したはずなのに、気になるレベルです。いい匂いと褒めてくれる人もいましたが、結構お花のにおいがするね、と嫌味な言い方でも言われました。買ったのがオードパルファムだから、オードトワレだったら違うのかもしれないですが。

どんなものでも好き嫌いが出るのは致し方ないことです。ココマドモアゼルを苦手に思う人の中で多かったのがトップノートの強さと香り全体の強さです。

付け方を工夫してなんとかなる場合もありますが、体質等によっては工夫しようがないこともありますよね。そんな場合は次に紹介する口コミのようにポプリ代わりして香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ハンカチにつけてポプリ代わりに

においそのものは素敵だと思うんですが、私には強すぎるんです。プレゼントでもらったものだから、使わなくてもある意味損はしないんだけれど、その反面使わないと失礼だよなぁ、という気持ちの板挟みでした。

そんな時に、母から 「ハンカチとかに付けて嗅いでればいいじゃん。」と言われ、そうか、その手があったかとさっそく実行しました。今はデスク脇に置いて芳香剤的に使っています。これだったら、邪魔な時はバッグにしまうこともできるので便利です。

出産を控えた姉がフレグランスアイテム一式を私におさがりで渡してきました。その中のひとつにココマドがありました。付けるにはちょっときついんですけど、姉が付けているのを嗅いだことがあるので、捨てるにはもったいないいい香りだということはわかっています。そこで思いついたのが、 ポプリ的な使い方です。

本格的なものを自作するわけではなく、ハンカチとかティッシュとかに付けて、部屋に置いたり出かけるときにバッグの中に忍ばせたりするだけなんですけどね。友達でランチをしに行ったときに、お会計時にバッグを開けたら友達にも分かったらしく「どこかから、いい匂いがするね~」なんて言っていました。

シャネルの香水はわりと強めな香りです。そのため、好きだけど身につけるのは強すぎて…という人は、ハンカチなどにつけてポプリ代わりに使っている人もいるようです。

バッグの中に入れておくなどすると、ちょうど良い強さになって、ほのかな香りを楽しめるようになります。

コンセプト通り!

職場の先輩が付けているので、何を使っているか教えてもらったらココマドでした。その先輩というのが30代半ばの人なんですが、 とても仕事ができてカッコいい女性なんです。でも近寄りがたい人じゃなくてフレンドリーでみんなから好かれています。

教えてもらったココマドを買う前に調べてみたら、シャネル本人の自信にあふれた個性にインスピレーションを受けた作品、みたいなことが書いてあって、その先輩のイメージにも合っているなって感心しました。一方私には、まだそんな個性とか自信とかいわれると恐れ多いです。

品がある女性的な香りですが、ありきたりなフローラルじゃなくて他にはない個性的な印象を受けます。ちょっとスパイシーなところもあって、 フェミニンなんだけれどもどこかキリッとした部分がある女性像です。

「マドモアゼル」はお嬢さんっていう意味だったと思うけど、守ってあげたくなるような存在じゃなくて、もっと頼れるお姉さん的な感じです。それがシャネルをイメージした「ココマドモアゼル」っていうことなんでしょうか。付けていればシャネルみたいに芯の通った雰囲気を出せるのかな??

ココマドモアゼルのコンセプトは個性と自信です。香水を使った女性の個性を伸ばして自信を持たせるということなのでしょう。

特にココシリーズはスパイシ―さや濃厚さを感じさせるフローラルなど、様々なタイプのフレグランスを展開しています。その中でココマドモアゼルは女性らしさを追求した香りと言っても過言ではありません。明るさや若々しさを感じさせるため、使用者の年齢層も幅広いです。

さいごに

ココマドモアゼルについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

シャネルはラインで揃えることで、全体的にマッチするコクのある香りを楽しむことができます。ボディ用品のシャワージェル、ヘアミスト、フレッシュボディクリームなどのアイテムも揃っていますので、シャネルが好きな方はぜひライン使いしてみて下さい。

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