靴職人のサルヴァトーレ・フェラガモ氏によって1927年に設立された同名のブランド「 サルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)」 。イタリアを代表するハイグレードなウェアブランドで、服やバッグなどのアパレルのみならず、香水もオードパルファムからオードトワレと、様々なグレードと種類を展開しています。
全体的にはフェミニンで可愛らしいデザインの香水が目立ち、世代的には10代や20代でも気軽に使いやすいフレグランスがラインナップされています。
なかでも特に人気があるのが、今回紹介するレディース香水 『インカントチャーム(incanto charms)』 。この記事では、その香りの特徴や愛用者の口コミを紹介していきたいと思います。
フェラガモの人気香水『インカントチャーム』
インカントチャームは、フェラガモが 日本限定で発売した特別モデル の香水です。
著名な彫刻家セルジュ・マンソー氏がデザインしたボトル。見た目は若い女性が思わず手に取りたくなる可愛らしさがあります。感触としてはやはり日本人向けのコンセプトで、最も好まれる花の香りを全面に出した製品です。
可愛い服装や、周囲に合わせてスタイルを決めていく20代前半から30代前半の女性がターゲットになっています。
2016年には発売10周年を記念して可愛いチャーム付きバージョンが 数量限定発売 されました。市場では既に希少価値が出ていますから、とても入手困難なレアものとなっています。
インカントチャームの香り
「万人向け」と言われるように、日本人女性に好まれる、フローラル中心の甘さのある香りです。ひとことで表現するなら、 「フェミニン」 なので、女子を演出するには最適なフレグランスと言えそうです。
ハニーサックルと呼ばれる独特の花のフレグランスをトップに持ってきており、全体的に軽い感触のフローラル。ムスクは入っていますが、まとわりつく雰囲気は持っていません。優しくも官能的なフローラルのミドルノートが長く、ふわっとしたオードトワレですね。
具体的な香り成分は次の通り。
- 香調:フローラル、フルーティー
- トップノート…ハニーサックル・パッションフルーツ
- ミドルノート…ジャスミン・オスマンローズ
- ラストノート…アミリスウッド・ムスク
仕事でもプライベートでも嫌味なく使える軽やかで優しいフレグランス。気軽に使える上品さで柔らかなフェミニンを演出してくれます。
香りも強くなく初心者でも使いやすくておすすめ。慣れている人でも、強くないところが気に入ってリピートしている人が大勢います。
香りの持続力
オードトワレということもあり、持続時間は長くはありません。爽やかで軽やかなので、そこは仕方ないのかもしれません。逆に持続が短いところが使いやすいという声もあるくらいです。
香りが持続しないことで、食事の時間になっても邪魔になるという事態も避けられます。アトマイザーに入れて持ち運んでいれば、食事後に付け直すこともできますね。
この使いやすい軽やかさを出すためのコストだと思って受け止めましょう。
『インカントチャーム』の口コミ
オシャレなボトルが可愛い!
ボトルは基本的に可愛い物が多いのですが、その中でもこのボトルは他の製品と比べてもかなりの人気があります。青と緑が交じり合い幻想的な色を生み出し、エレガントなピンクのキャップは可愛い物が好きな人の心をくすぐります。
香水は中身の香りがいいのは大前提とされていますが、外見の良さも重視されます。その点インカントチャームは両方の面で高く評価されています。
使い終わっても飾っておきたい、お店で見て一目惚れして買ってしまった、可愛いからという理由で彼氏がプレゼントしてくれた…などなど、見た目に惹かれている人がたくさんいるクオリティです。
きつくない香りがいい!
きつくなくてとても使いやすいという口コミがたくさん挙がっています。強く主張してこないので、会社や学校でも周りに迷惑になりません。
ほのかに香る程度でとてもつけやすくて、ふんわりとした可愛らしい華やかさをアピールすることができますよ。
男性からも好評で、女性に付けてもらいたいフレグランスとして取り上げられることもあるくらいです。
甘すぎず爽やかな香り!
レディースは甘さをメインにしたものが多くあります。その一方で甘々なものが苦手という女性がいるのも現実。その点これは甘さ控えめで爽やか、とっても使いやすいと人気があります。
フルーティーフローラルが時間経過とともに優しくなってきて、柔らかく包み込んでくれる落ち着いた印象になっていきます。
嫌味がなくて使いやすい
世の中には香りがきつく出てくるタイプの香水も多いですが、こちらは柔らかいフレグランスに仕上がっています。嫌味がなくとても使いやすく、初心者にもおすすめです。
まだ慣れていない人が強めなものを付けると、香りに着られているような感覚になってしまうこともありますが、これに関してはそういった心配もありません。
会社や学校でも、隣に座っている人に不快感を与えるものではありませんので、付けて行っても大丈夫です。もちろん付けすぎれば迷惑になりますが、多少つけすぎたくらいでは香害にならない、嫌味のない優しさが特徴です。
香りの持続性について
上で説明した通り、持続は短めの傾向です。もちろん気温や体温によっての個人差はありますが、短めと言っても不満に感じるほどの短さではないです。口コミから見ると7割は不満に感じていないようですね。
はじめから短いことがわかっていれば大丈夫でしょうし、アトマイザーに入れて持ち歩くなどの対応ができます。短いからこそ使いやすくていいという側面もあります。
使ってみてどうしても短いと感じてしまう場合は、やはりボトルかアトマイザーで持ち歩くしかありませんね。すぐ消えないようにと付けすぎてしまうことがないようにしましょう。せっかくのいい香りでも付けすぎてしまえば元も子もありませんからね。
まとめ
今回はサルヴァトーレ・フェラガモのレディース香水『インカントチャーム』についてお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。
フェラガモ自身がこだわりを持った靴職人だっただけあって、見た目も素晴らしく仕上がっていますね。もちろん香りも素晴らしく、万人受けするフェミニンで優しいフレグランス。
靴と同様に見た目と使い心地がしっかりと考えられていて素晴らしい香水ですね。
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