これほどまでに「大人の男」という雰囲気を醸し出す香りはあるでしょうか。 「ラルフローレン(RALPH LAUREN)」 のメンズ香水 『サファリフォーメン』 は、上品でジェントルマンな雰囲気とスパイシーなセクシーさを併せ持つ、知性と野生を一つで表現するとても完成度の高い香水です。
さりげない甘さや優しさフレッシュさもあり、あなたを魅力魅力的に演出してくれます。発売翌年の1993年にFIFI賞の全米メンズ・フレグランス部門を獲得したのも納得のクオリティ。
琥珀色の液体にクラシカルなウィスキーボトルのような容器。これがさらにダンディズムをアピールします。中身も見た目も、まさに 洗練された男の逸品 。
そんな大人なフレグランス、サファリフォーメンの香りはどんな感じなのかをここでチェックしてみましょう。なお、『サファリ』はレディースもありますので、そちらも一緒に紹介していきます。
ラルフローレン『サファリフォーメン』の香り
これぞ紳士の香り。自分に自信がある男の、落ち着いた余裕と包容力のある雰囲気を醸し出し、嗅いだ人を自分の世界へと優しく包み込みます。そこにスパイシーなセクシーさを併せ持ち、大人の男の魅力を表現してくれます。
- 香調:ウッディ・アロマティックハーバルノート
- トップノート…レモン・ベルガモット・ユーカリ・タラゴン・アーテメジア、など
- ミドルノート…シダーリーフ・ローズマリー・バジル・ラベンダー・ゼラニウム・シナモン、など
- ラストノート…オークモス・パチュリ・サンダルウッド・ムスク・ベチバー、など
トップノートからの柑橘系の香りは、ちょっときつく感じてしまう人もいるかもしれません。ですがミドルノート以降はスパイシーさもあるウッディにかわり、トップノートでは近寄りがたい雰囲気を感じた人も、ウッディのやさしさに思わず包み込まれたくなります。
ラストノートではムスクの甘さも出てきて、それがスパイシーさと相まって何とも言えない魅力的な芳香になります。 また ハーバルな部分もあり、フレッシュさもさりげなくアピールしてきます。
サファリフォーメン使用者の口コミ
セクシーな香り
一番多く挙がってくる口コミは 「セクシー」 です。何をもってセクシーと感じるかは人それぞれではありますが、多くの女性が、このサファリフォーメンをセクシーだと評しています。男性独特の色気を演出しているのか、「嗅いだだけで、そのまま抱きしめられたくなっちゃう。」という人までいます。
「大学の同期が3割増しによく見えた。」 という人もいます。その同期の男性は、彼女ができて彼女にコーディネートされて付け始めたそうです。
女性が好きな香り
そのセクシーさからでしょうか、この香りが大好きだと女性からの声が同様に多いです。
「上司がつけていて、何の匂いか聞きました。」というのはよくあることで、「あるショップの男性店員さんがつけていて、思わず何の匂いか聞いてしまった。見ず知らずの人にいきなり聞くなんていうのは、この匂いが初めて。」との人もいました。
普段の自分なら取らない行動をさせるくらい魅力があるんでしょうね。
「デートの時に彼氏が付けてきたら、それだけでもう。。。」 なんていうダイレクトなものもありました。しかもそれに対して「あ~、ソレわかる!!」といった共感する感想も見受けられました。
「男性的な、なにか大きなものに包み込まれて守られているみたい。」 という人もいました。
夜遊びに行くときに付ける
知ってか知らずか、夜遊びに付けていく男性多数!合コンに、クラブに、職場や学校の仲間との単なる飲み会の時でも。周りにいる男性陣よりも少しでも好印象を与えたいと思うのは、男の素直な気持ちですからね。
そんな中サファリフォーメンを付けていった人は、おおむね好感触だったようです。「友人の知人がホストをやっていて、付けているらしい。」とあり、それを裏付けるように「勘違いしてるホストとかじゃなかったら、売上あげられるかも。」という女性からの意見もありました。
ビジネスシーンでも使える
セクシーさばかり推すとそれこそホストっぽくなってしまいますが、ビジネスシーンで使っている人もたくさんいます。セクシー系の感想以外には次のようなものが挙がっています。
- スーツをピシッと決めた姿に合いそうです。
- 上品で紳士的な感じ。
- 40代前後の落ち着きのある、できる大人の男の人っていうイメージ。
- 知的でクールな上司がつけています。
サファリフォーメンのセクシーに並ぶ特徴の「ダンディ」の側面ですね。実際につけている方々は、以下のような口コミをしていました。
- 「女子スタッフから気に入ってもらっています。」
- 「女性上司に褒められました。」
- 「小売店で働いていますが、すれ違ったお客様が「いいにおい」というのを聞いてうれしかった。」
また、こんなエピソードもありました。
「以前はサファリフォーメンを付けていました。懇意にしている取引先の部長さんとお話しする機会があったとき、同じ香水だねと言われました。
その方はとてもできる人で、外部の人ですがとても尊敬できる人でした。なのでうれしかった反面、自分なんかが同じものをつけるのはおこがましいと感じてしまい、つけるのをやめてしまいました。」
こちらの方の場合、恐縮して使うのをやめてしまったようですが、逆に「早く似合う自分になりたい。」と仕事の動機づけになっている方もいました。
プレゼントする女性も少なくない
女性は男性に比べて香りにこだわりがあるもの。男性が無頓着なだけかもしれませんが、サファリフォーメンをプレゼントした(された)という声もありました。
- 彼氏ができるたびに香水をプレゼントしてますが、サファリフォーメンをあげた相手が一番長続きした。
- 旦那にプレゼントしたら気に入ってくれて会社に付けていってます。「女子社員からも好感触だよ~。」嬉しそうに報告するのがなんかムカツクけど。
- 主人は他のものをつけていましたが、サファリに変えさせました。だって、これが好きなんだもん。
- 父親にプレゼントしたらちゃんとつけてくれていた。
受け取った男性がダンディでセクシーな魅力を纏ってくれたらプレゼント冥利に尽きるもの。ですがあまりに周りからの好感度がよくて他の女性とトラブルを…。ということが起こらないように手綱はしっかり握っておきましょう。
香りが似合う年代は!?
香りにはイメージがあり、似合う年代があります。ダンディという印象からもあるように大人向けと思われがちですが、若い年代でもつけていたり、若い年代にこそつけてもらいたい、との声もあります。
- 大人な雰囲気。やっぱり大人につけてもらいたい。
- できる上司なイメージのする香りです。
- 30代以降の年代に合う印象です。
- 40代前後くらいからが似合ってくる年代。
- 高校のころから使っています。
- 大学の同期が予備校時代から付けているらしい。とても気に入っている。
- フレッシュさがあるので若者にも向いている。
- あえて若い人がつけるという選択肢もアリ。
まだダンディとは言えなくても、その過渡期にある人なら、 成長を後押しする香り として似合うかもしれません。まぁ、若い世代だとセクシーさをアピールしたいかもしれませんけどね。。。
付けすぎないようにしよう
これはどの香水にも言えることですね。「周りへの香害になる」とか「気持ち悪くなる」などはありがちな口コミです。
ですがサファリフォーメンにはそういうコメントは少なく、 「少しつけるのがちょうどいい」 のように、付けすぎによる取扱注意的なものより、よさを堪能するためのアドバイス的なコメントがたくさんあるのが特徴的です
例えば、「甘い中にもセクシーさがある。これがふわっと香ってくるのがいい。ふわっとがポイント!」「つけすぎてしまって、その人本来の匂い的なものが感じられなくなるのはもったいない。」といったものです。
それだけ多くの人に良さを知ってもらいたいという愛用者の思いがそうさせるのでしょうね。
それでも合わない人はいる
ダンディかつセクシーですが、合わない人もいます。そのような人が持つ印象は、以下の理由のようです。
- 男っぽい印象。
- お香みたい。
付けすぎた人が周りにいて、それを嗅いだ人が苦手と思ってしまった時の印象、といったところでしょうか。似合う世代もやや上の世代ですので、つける量や場所を調整すれば何とかなりそうです。
ダンディを目指して付けたら臭いと言われた…なんて悲しいものです。彼氏や旦那さんが付けすぎていたらアドバイスしてあげた方がいいでしょう。
女性も使っています
甘めが苦手な女性がメンズを使うことはよくありますが、『サファリフォーメン』も、やはりその傾向があります。女性が嗅いでいい匂いですから、付けてみたくなるのも自然な話です。 「旦那と一緒に使っています。」「彼女も付けています。」 というコメントはいくつもありました。
女性がつけると「女らしさ」よりは「男勝りに仕事をする人」を連想させるようです。付ける分量を間違えてないように気を付けないといけませんね。香りは体温によって変わりますので、彼氏・旦那と同じ分量が適量とは限りませんよ。
ルームフレグランスとして使っています
なにも自分の体や衣類に付けるだけが使い方ではありません。ルームフレグランスとして使っている方もいます。主に女性がこの使用方法でした。
気に入った香りを自宅でのリラックスタイムに使っているのでしょう。ソファーやカーテンに吹いたり、寝室に吹いたりと。「外に付けていくことはしません」と言い切っている人もいました。本人が楽しめているなら、使い方は人それぞれですよね。
レディースの『サファリ』もあります
意外と知られていないのですが、レディースの『サファリ』もあり、発売はメンズよりも先の1990年です。香調はフローラル・グリーンですが、グリーンぽさは弱めです。甘さのあるフローラルで女性らしさを美しく表現します。
- トップノート…アルデヒド・ヒヤシンス・マンダリン、など
- ミドルノート…ローズ・スイセン・ジャスミン、など
- ラストノート…アンバー・ベチバー・シダー、など
洋酒のボトルのようなデザインもセンスがあっていいですね。レアものなので周りと被ることもほとんどないと思いますよ。またメンズはオードトワレですが、レディースはオードパルファムになっています。
まとめ
今回は「ラルフローレン」のメンズ香水『サファリフォーメン』とレディースの「サファリ」についてお届けいたしました。
ダンディさとセクシーさを併せ持つ大人の香り。女性からとても好印象のようです。もちろん香りを着こなすには、つける本人もジェントルマンでなければ浮いてしまいますので、行動も伴うようにしましょう。
1992年の発売から人気で、当時若者だった人が今でも使い続けているほどですから、その香りの実力は折り紙付き。日常アイテムのひとつとしてコレクションに加えてみてはいかがでしょうか。
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