ジョーマローンの香水『レッドローズコロン』は「ほのかに香るバラが絶妙!」と口コミで絶賛されています

バラのフレグランスで人気が高い、ジョーマローン(JO MALONE)『レッドローズ コロン』 。名前からも分かりますが、バラの香りを前面に出した香水と言えます。

今回は、この『レッドローズ コロン』がどんな作品なのか、口コミをベースにひも解いていきましょう。

なお、同シリーズの 『ブラックベリー&ベイ コロン』『ピオニー&ブラッシュスエード コロン』も人気が出てきていますので、簡単ながら併せて紹介します。

ジョーマローン『レッドローズ コロン』はどんな香り?

レッドローズは、天然成分にこだわった製品ラインナップで評価が高いジョーマローンから、2001年に発売されたレディース香水。名前の通り赤いバラがモチーフで7種類もブレンドされています。

公式によると、香料は以下の通りになっています。

  • トップノート…レモン
  • ミドルノート…スカーレット・ベルベットローズ
  • ラストノート…ハニカム(ハチミツ)

このようにトップノートからラストノートとなってはいますが、他の香水のような3段階のピラミッド型の構成ではなく、もっとフラットな構成になっています。

バラを7種類も使っていますが、濃厚ではなくむしろ軽やか。レモンの他にミントやスミレの葉もあって爽やかさが加わっているので、「バラって濃厚だからちょっと苦手」という人でも使いやすいテイストに仕上がっています。

香料濃度が一番低い「コロン」仕様

「コロン」というのは香水の種類のことで、「オーデコロン」とも呼びます。 賦香率(ふこうりつ)が5パーセント前後、香料濃度がいちばん低いタイプです。薄いということは持続時間も1時間~数時間程度です。

ただ、香料濃度についてはメーカーによって数値の設定が異なります。ちなみに日本では細かい規定がありません。

レッドローズコロンの香りの口コミは?

レッドローズコロンの香りのことを口コミではどのように言われているのか、ザッとチェックしてみましょう。

  • あたたかみのあるローズ。バラの花束を抱いているようなフレッシュな香り。
  • さわやかで上品な香り。女性らしい華やかさがある。
  • バラの香水、さわやかで上品なイメージ。個性的というよりはオーソドックスで無難なタイプ。
  • まるで生花のようなローズで嫌味のないひっそりとしたいい香り。つけたてがフレッシュでリラックスできる。
  • トップのレモンがとっても爽やかでハマる。最初から最後までパウダリーさがなくフレッシュさが続く。
  • 時間が経つと変わってくる。トップの清々しいレモン、最後の甘いはちみつ。まさにはちみつレモン。笑

それぞれ、いろいろな言葉で表現していますね。フレッシュさに触れる人もいますが、一番多いのはメインであるバラです。女性らしさをもった、上品で温かみのあるフローラル。奇をてらわない正統派なバラの香水のようです。

フラットな構成とは言いましたが、完全にフラットというわけではありませんので、トップのフレッシュさやラストのハニカムの甘さを、時系列ごとに嗅ぎ分けている人も見受けられますね。

ジョーマローンの香水はコンバインするための香り

ジョーマローンの香水は、 コンバインすることを前提にしている香水 だという人もいます。 コンバインとは香りの重ね着 、つまり他の香水も一緒に使うということ。「〇〇と△△をコンバイニングしている。」という言い方をします。同じような意味で「レイヤリングする」という言葉もありますね。

香りを重ねる分、 単体での香りはとても単調になる傾向 があります。上で説明した、トップノート~ラストノートの変化は一応あるけどフラットな構成だというのは、コンバインのために意図的にそれをやっているのです。

その反面、奥深さはそれほど感じられません。それ故か「物足りない」「え?これで終わり?」みたいな感想を持つ人も多くいます。もし単体で使った際に、 何か物足りないと思ったら他の香水をコンバインしてみましょう 。その場合、フルーティー系やウッディー・オリエンタル系がおすすめされています。

もちろん単体で使っても間違っているわけではありませんので、これはこれでシンプルで美しいバラの芳香を楽しみましょう。その上で、時には気持ちを変えて 何かコンバインすれば香水の楽しみ方の幅もひろがる かもしれませんね。

『レッドローズ コロン』はどんなシーンにおすすめ?

この『レッドローズ コロン』は、どんな時につけるとよいのでしょうか。実際につけている人の口コミを参考にしてみましょう。

  • 香りはほしいけれど、長時間香るのはちょっと避けたいときにつける。
  • 体調や気分で、軽めの香りが欲しいなという日にオススメ。

シュッとひと吹き、ほのかに香るくらいにつけると良いようです。軽めの香りですので、体調があまりすぐれず、強い香りは気持ち悪くなりそう、というときによさそうですね。

  • 仕事場には合わないと思う。 スーツ姿にこの香水は合わない。
  • ローズが好きではない人が職場にいるので、そこをわきまえてつけるようにしている。

オフィスでは自分の好みだけでなく、周りにいる人のことも考慮する必要があります。スーツに似合わないという人もいるくらいですので、付ける量云々以前に、オフィスにはあまり向かない雰囲気のようです。

  • 自宅でのデイリー用として使っている。
  • 家で自分が楽しむためにつける香り。

オフィスで使いにくい分、プライベートで使う頻度が高くなります。「本当に好きな香水は、自分のために部屋でリラックスしている時につける」というニュアンスの口コミが複数ありました。とても贅沢な使い方ですね。


レッドローズ コロン使用者の口コミ

ここからは使用者の口コミから製品特徴を見ていきたいと思います。

周りからの反応がいい

ローズのフレグランスが好きでいくつか種類を持っているんですが、友人の中で一番評価が高いのがジョーマローンのレッドローズです。濃厚すぎず粉っぽいところもなくて、使う分にも勝手がいいです。

他のフレグランスと重ね付けするタイプというだけあって、これだけだと強すぎることがないので助かっています。それでいながら瑞々しいローズを感じられるので私の中ではかなりお気に入り。

周りの人からも褒めてもらえるのですが、特に男性陣からの反応がいいです。強くないのが男性好みなんですかね?「いい匂い?どこの?」と、男友達数人から聞かれました。

周囲の反応が良いと付けていてよかったとうれしくなりますね。特に反応してくれたのが男性で「どこの香水なのか」と声までかけてくれたとなるとうれしくなりますね。

他にも下のような口コミがあります。男性に限らずに、いろんな人から評価が高いのがうかがえますね。

  • 男性ウケが良かった。
  • まわりから、「いい匂いがする~」って言ってもらえます。
  • 周囲の人を不快にさせない上品な香りだと思う。
  • 幅広い年代の人にうけがいいと思います

重ね付けできるのがお気に入り

香水の重ね付けって今までしたことがなかったんですが、やってみると結構ハマっちゃいますね。私は一番のお気に入りがレッドローズなので、これをメインに他のジョーマローンを付けることが多いです。
単体で付けてもいいし、他のものと組み合わせてもいいし、一つ持っているだけで幅が広がります。それに同じブランドじゃなくても合わせられるから、いくつも香水を持っている私としてはうれしいです。個人的にはフルーツ系と重ねるのが好きです。

コンバインが前提になっていると言われているくらいですから、試さないのはもったいないですよね。「合わせると混ざって変な臭いになっちゃうんじゃないの?」と不安に思う人も多いかと思いますが、そんな人こそ一度試してもらいたいです。もし変になるんだったら、これだけ評価が高いブランドにはなっていないはずですから。

その他、以下のように気に入っている様子がうかがえる口コミがたくさんありました。

  • つけたての香りがフレッシュで一番好き。
  • トップノートが良い。とても好き。
  • 甘さもなく使いやすい。
  • 華やか過ぎない。きりっとした印象。
  • 付けると、単純に気分が良くなる。
  • 「薔薇」を感じたい人におすすめ。
  • 青みがかったローズが気に入りました。
  • 良い香りと実感、そのまま飽きることもなくリピート。
  • ジョーマローンが好きなので「ブラックベリー&ベイコロン」や「ピオニー&ブラッシュスエード」も使い分けしています。

香水を好きになると何度も繰り返し購入することになる人が少なくありません。自分なりの日常生活の定番を探してみるのもおすすめです。「2本目を購入しました」とリピーターさんも大勢いました。

「自分には合わない」という不評な口コミもあります

一方、自分には合わなかったという人もいます。好みは人それぞれですから仕方がないことではありますが、ではどんなところが合わなかったのか見てみましょう。

  • バラが自分には合わなかった。
  • きつめのバラときつめのレモンで、香りが好きじゃない。
  • ゼラニウムみたいな部分が苦手。
  • 入浴剤のローズみたい。
  • 時間が経つと苦手な香りになってしまった。ハチミツが苦手。

バラは特に好みが分かれやすいですので、意外と「好きじゃない」「苦手」という人が多い傾向です。「ローズフレグランスは好きだけど、これのローズは合わない」という人こそ、コンバインして違う雰囲気の香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

  • ローズにむせかえる、酔いそうになる。
  • 私にはちょっと重く感じてしまいました。

同じ「合わない」でも、これは付け過ぎてしまった可能性もあります。いくらコロンとはいえ付けすぎては香りも台無しです。もしこのように感じたら付ける場所や量も調整してみましょう。

  • すぐ飛んでしまう。
  • つけた瞬間にすごく香るだけで、続かない。
  • 香りがなんだか物足りないと思った。

逆にこちらは付ける量が少ないかもしれません。分類がコロンになる製品ですから弱めで持続時間が短めです。普段使っているものがオードパルファムだという人の場合は、同じ要領で付けるとかなり弱く感じると思います。

でもその「弱さ」をコンバインできるメリットとしている作品ですから、物足りないのであったら重ね付けを試してください。単体で楽しみたいのであれば、付けすぎないように注意して量を増やせば対処できるかと思います。

ジョーマローンは『レッドローズコロン』以外にも人気の香水が増えてきました!

ジョーマローンからは、今回紹介している『レッドローズ コロン』以外にも人気の香水が出ています。その中でも特に注目したい『ブラックベリー&ベイ コロン』『ピオニー&ブラッシュスエード コロン』について、簡単ではありますが紹介していきます。

ちなみに『ブラックベリー&ベイ コロン』は2012年、『ピオニー&ブラッシュスエード コロン』は2013年発売の製品で、両方ともレディース香水です。

『ブラックベリー&ベイ コロン』

  • トップノート…ブラックベリー・グレープフルーツ
  • ミドルノート…ベイリーフ
  • ラストノート…ベチバー・シダーウッド

サッパリとしたフルーティーノートではじまり、ミドルノートではグリーン系の涼し気な印象に変わります。ラストノートはウッディーでシックに落ち着いていきます。

レディースですが、ミドルのグリーンやラストのウッディがアクセントとなって、少しメンズっぽいところもあります。レッドローズと同じく重ね付けができるので、そのバリエーションのひとつに加えてもいいですね。

『ピオニー&ブラッシュスエード コロン』

  • トップノート…レッドアップル
  • ミドルノート…ピオニー・ジャスミン・カーネーション・ローズ
  • ラストノート…スエード

フレッシュなフルーティーで始まるトップノートに続き、ミドルノートではふんわりと香るフローラルブーケ。ラストノートではスエードがクラシカルながらもスタイリッシュにまとめます。

「コンバインすることを前提にしている」と言われるジョーマローンですが、この作品に関して言えば、特に重ね付けしなくても単体で充分に楽しめます。その時の気分や季節に応じて使い分ければバリエーションの幅も広がりそうですね。

ジョーマローン『レッドローズコロン』まとめ

ジョーマローン(JO MALONE)『レッドローズ コロン』について、お届けしましたがいかがでしたでしょうか。

メインの香りはバラで、1種類ではなく7種類も配合されています。これらを上手くブレンドして深みのある香りをかもしだしています。実際に付けると、トップノートからミドルノート・ラストノートの順に、柑橘系⇒ローズ系⇒ハニカムと香りが変化します。

重ね付けできるようにするために他の香水よりも変化が少ないですが、それでもそれなりに感じられるのはブランドの品質の高さがうかがえますね。

バラの香りが好きな人にはかなりおすすめの香水と言えます。気になった方はぜひその変化を楽しんでみて下さい。

併せて『ブラックベリー&ベイ コロン』『ピオニー&ブラッシュスエード』もチェックしてみて下さい。

バラの香りが好きな方はこちらもチェック!

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