自分だけの魅力ある香りに変化!シャネルの香水『アリュール』の口コミ

シャネルのレディース香水 『アリュール(ALLURE)』 は1996年に発売され、世界的なベストセラーになったほどの有名な香水。

あまりの人気からか、後にメンズの 『アリュール オム(ALLURE HOMME)』も発売されました。

一見すると普通の香水のように見えますが、実は他にはない 「ある特徴」が隠されているのです。それは、 『付ける人によって香りが変わる』ということなんです。え?そんなことありえるの?と思いましたが…。

付ける人によって変わるって、結局はどんな風になるの?という素朴な疑問が浮かびますが、これがまた不思議で 「異性を魅惑する自分だけの香り」 になるんだとか。

色々と意味不明だと思いますが、ここではそんなシャネルの香水 『アリュール』の香りや使用者の口コミ、併せてメンズの 『アリュール オム』 『アリュール オム スポーツ』も簡単に紹介します。

アリュールは異性を魅惑する香水

シャネルを代表する世界的なベストセラーである 『アリュール』。この名前には以下の意味があります。

  • 『誘う』
  • 『誘惑する』 
  • 『おびき寄せる』 
  • 『魅惑する』

シャネルが提案するアリュールのコンセプトには 『ひとりひとりの魅力』 という意味を込めているそうです。後ほど説明をしますが、いわゆるトップノート・ミドルノートといった変化はなく、どれが香ってくるのかはその人次第。それがコンセプトの『ひとりひとりの魅力』なのでしょう。

香り自体はとてもエレガントで、異性を魅惑する力を最大に引き出すことができるフレグランスなのです。


付ける人によって香りが様々に変化する魔法のフレグランス

香りには時系列があります。トップノート、ミドルノート、ラストノートといわれ、時間とともに変化する仕組みです。

製品によって変わりはしますが、一般的には、トップノートは付けてからすぐ、ミドルノートは2時間ぐらいまで、ラストノートは2時間から先とされています。それは香りの種類によって匂いの立ちやすさだったり、時間とともに消えやすい匂いと残りやすい匂いの特性を利用したものです。

しかし、 アリュールには香りの時系列の変化がありません。従来の概念を捨てて調香された全く新しいフレグランス。それはいったいどういうことなのでしょうか、以下に説明をしていきます。

香りの種類はシンクロノート

香りの成分は次の通りです。

  • ベルガモット・ベチバー・ウォーターリリィ&マグノリア・マンダリン・ジャスミン&ローズ・バニラ

「フレッシュ」「ウッディー」「イメジナリー・フローラル」「フルーティー」「フェミニン・フローラル」「オリエンタル」と 6つの香調で構成されていますが、それのどれがトップノート(最初にくる香り)なのかはひとそれぞれ変わるそうです。

付ける人や気温などの状況によって変化がある香調を 『シンクロノート』 と言います。たとえば日によってはさわやかになったり、場所によっては甘さを感じたりと多角的に変化するそうです。

  • ベルガモットによってシトラスを出す 「フレッシュ」
  • ベチバーのアロマティックな 「ウッディー」
  • ウォーターリリィとマグノリアによって透明感ある花の香り 「イメジナリー・フローラル」
  • マンダリンの甘酸っぱさが広がる 「フルーティー」
  • ジャスミンとローズからなるフローラルブーケの 「フェミニン・フローラル」
  • バニラによる高級感ある包み込むような甘さの 「オリエンタル」

この6つの香調が混ざり合い、全体としてはクラシカルでエレガントな印象を出しながらも、付ける人によって違うフレグランスを生み出してくれます。 『自分だけの香り』が発見できるなんて、なんか面白そうですよね。モテるためにも自分だけの魅力を前面に出していきましょう!

ジャック・ポルジュ氏の出世作でもある

でもシンクロノートってどんなしくみでできているの?って思いますよね。その辺は企業秘密になるのでしょうか。ちなみにアリュールの調香師は、シャネル専属調香師の ジャック・ポルジュ氏です。

ジャック・ポルジュ氏はアリュールによってその名を世界的に広めることになりましたから、このシンクロノートを作り上げるのはとても難しいまさに「偉業」で、そしてできあがったアリュールはも世界的な名香なんだと思います。

メンズも展開されている

以上のような人によって変わるしくみなので、男女兼用(ユニセックスタイプ)の傾向で、レディース・メンズの概念もはっきりとはありません。とはいえ、一応男性向けも発売されていますので、簡単に見ていきたいと思います。

アリュール オム

こちらはメンズに寄せているのでスパイシーさが加わっています。発売は1999年です。もちろんオリジナルと同様にトップノートからラストノートの概念がないシンクロノートです。

オリジナルでは香調は6つでしたが、こちらでは「フレッシュ」「センシュアル」「ウッディ」「スパイシー」の4つになっていて、香料には マンダリン・ベルガモット・コリアンダー・トンカビーン・ラブダナム・シダー・ベチバー・ピンクペッパーなどが組み合わされています。スパイシーさがあるものの甘さがほんのりとあるので女性にも人気です。

調香師は同じくジャック・ポルジュ氏です。ボトルがシャープになってメンズらしさが出ていますね。

アリュール オム スポーツ

また、スポーツやアウトドア向けのタイプ 『アリュール オム スポーツ』 もあります。発売は2004年で「アリュール オム」にフレッシュさを強め、夏向きに仕上げられています。

もちろんシンクロノートで調香師もジャック・ポルジュ氏です。調香はアリュール オムと同じですが香料に少し違いがあり、 マンダリン・オレンジ・ネロリ・アルデハイド・トンカビーン・シダー・ベチバー・アトラス・ペッパーなどが使われています。

ボトルはきりっとしたスタイリッシュなメタリック調です。

『アリュール』を実際に愛用している人の口コミ

人によって感じ方が違う

大人な雰囲気に憧れて、シャネルのアリュールに手を出しました。なんでも使う人によって香りが変わるんだとか!そんなことってあるのかなって思って使ってみたら、 私にはちょっとキツい印象でした。

でも、香り自体は好評で、 周りからは「良い匂いだね」って言われるんです。自分では微妙に感じていても、周りからの評価がいいから毎日使っています。

好き嫌いが分かれるというよりは、人によって感じ方が違うフレグランスなのでしょうか。

苦手に感じる人もいる

まぁ当り前ではありますが、個人によって苦手に感じるものって違いますよね。私はシャネル自体は、ちょっときついかなって思ってはいたけれども素敵な香りなので、付ける量をセーブして使いこなしていたつもりなんです。

でもこのアリュールだけはちょっとダメでした。他のものよりも付ける量を少なくしたはずなのに、旦那から付けすぎじゃね?って言われました。もしかしたらですが、 出てくる種類が違うだけでなく強さも変わるのかもしれません

旦那の妹がたまたま遊びに来たときに試しに付けてもらったんですが、その時は私も旦那もきついとは思わなかったので、なんか悔しいです。

甘めの香り

人によって出てくるものが違うという不思議な香水、ついに購入することになりました。どんなものが出てくるかワクワク。そしていざ付けてみると バニラ的な甘い香りが私からは出てきました。

もともと甘めのものは好きだし、どことなく上品というかエレガントというか、安っぽくはないのでかなり気に入りました。

少し時間が経ってくると他のものも混ざってきて、ローズ系のフローラルとか、シトラスとかが混ざり合い、 何とも言えない不思議な感覚になりました。

ちなみに妹に貸したら、最初にウッディーっぽいのが出て来たらしく、それがちょっと合わなかったと言っていました。人によって出るものが違うから 好みの差もはっきり出そうですね。

フローラルな香り

香水を使ってみたくて、思い切って購入してみました。シャネルなんていきなり攻めているなって感じですが、使ってみたら意外と甘くて良かったです。

でもすごく甘いわけではなくて、 爽やかなフローラルもしてくるんですよね。全体的に良い香りなので使っていますが、その正体はわかりません。最初に購入した香水としては当たりだと思います。

持続性も良く、それでいてほんのりとフローラルに香ってくれるから、個人的には好きかな!でも、友達の中には好きって言ってくれる人もいれば、嫌いって人もいます。

せっかく買ったのでこのまま使わせてもらおうと思っています。他の商品も良いものは沢山あるけれど、シャネルは良い意味でも悪い意味でも安定していると思います。


職場でも使える

職場で使える爽やかな印象の香水を探していたところ、アリュールを見つけました。シャネルはブランドの中でも高級の部類に入るので、そこは私も少し躊躇しました。ただ、結構控えめで良いよ、という口コミを見て、私も使ってみたいと思ったんです。

実際に使ってみたら、甘くもなく酸味があるわけでもなく、 良い意味で質素に香ってくれると思います。オフィスで使う分には、印象が良いと思います。

正直、感想が難しいと思います。使う人によって変わるので、 感じ方も人それぞれですね。私の場合はいい匂いだとは思いますが、デートとかでは使わないです。彼氏が香水を苦手な人なので、オフィスとかで使っています。

会社の人からは上品でいい匂いだと言われているので、しばらくは使えそうです。高級感のあるパッケージなので、コレクションしている方にとってもいい製品だと思いますよ。

大人に似合う

透明感のあるしっかりとしたフレグランスで、鼻に残るような くどさはありませんでした。付ける人によって匂いが変わり、時間の経過とともに変わるのは、とても個性的で魅力があります。

率直な感想としては、とにかく 大人な感じ。30代にとくに似合いそう。

人によって香りが異なるっていうフレーズに惹かれてつい買っちゃいました。それで友人と試してみたのですが、自分がつけた時と友人がつけた時では本当に違いました!その日の状態でも変わるっていうのも不思議。温度とか湿度も関係するのかな?

友達の場合は品のある甘さで嫌味なところもありませんでした。もし街ですれ違った人からこの匂いがしたら、つい振り返ってしまうような魅力があります。

ふんわり香るのに存在感があり、魅惑的な雰囲気が気に入りました。

男性受けがよかった

初めて使ったのは3年くらい前で、その当時付き合うかどうかっていう微妙な関係だった男性(今の彼氏)がすごい気に入ってくれました。今までいろんなフレグランス(シャンプーとかアロマとかも含めて)を嗅いできたけれど、その中で一番好きだって言ってくれました。

私に出て来たのはフルーティーが最初で、そのあとだんだんとフローラルが加わってきました。このあたりが彼の一番のお気に入りポイントで、今でも 「あの匂いまた嗅ぎたい」っておねだりされます。においフェチなのかな?

彼以外からも、嗅いだことがないいい匂いって言ってもらえるので、私の中ではかなりモテる香水という位置づけになっています。

最後に

シャネルの代表的な作品であり、またジャック・ポルジュ氏を世界的な調香師にした世界的なベストセラーの「アリュール」。トップノートなどの概念にとらわれず、6つの香調によるハーモニーによって、付けるその人だけの魅力をつくり出す作品です。

どの香りが一番最初に出てくるか人によって違う、という「シンクロノート」という概念を作り上げたのが、この「アリュール」であり、そしてジャック・ポルジュ氏です。まさに唯一無二の存在ですよね。

最後に、アリュールのラインナップを整理しておきますね。興味を持った方はぜひその「シンクロノート」を体感してみて下さい。

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