フランスのジュエリー・腕時計の名門ブランド 「カルティエ」。他に革製品や筆記用具なども出していますが、実は香水も出しています。そのひとつが今回紹介する『 PASHA(パシャ)』です。
パシャという言葉は、もともとはオスマン帝国の高級軍人の称号だとか。カルティエの中では腕時計や万年筆人も同じ名前の製品があり、基幹をなすラインとなっています。
ジェントルマンのための香水、ダンディーな男を目指す方にピッタリと言えそうですね。 カルティエのメンズ香水『PASHA(パシャ)』の香りと口コミを紹介していきます。
カルティエ パシャの香り
カルティエの基幹となるラインを受け継ぐパシャ。ジェントルスタイルを表しています。香水のパシャも同じく、紳士の魅力、ダンディーな色気を演出するためのメンズフレグランスです。
調香師はジャック・キャバリエ氏。
- 香調:シトラス、スパイシー、ウッディー
- トップノート…ベルガモット・マンダリン・ラベンダー・バジル・ナツメグ、など
- ミドルノート…ジャスミン・ラベンダー・カーネーション・ローズウッド・コリアンダー、など
- ラストノート…サンダルウッド・オークモス・シダー・パチュリ・レザー・アンバー・ムスク、など
トップノートはフルーティーで清涼感があるシトラス系。ミドルノートではラベンダーの優しさから、次第にスパイシーさも出てきます。そしてラストノートはウッディーで官能的な落ち着きのある雰囲気へと変わっていきます。
カルティエ パシャの口コミ
ダンディーな大人の男性向け
カルティエの「PASHA」ラインが表しているジェントルマンな雰囲気が、使う人にもしっかりと感じ取れています。
以上の口コミがありました。ダンディーやジェントルマンにピッタリな香水と言えそうですね。
若い世代には使いこなせない!?
「これを使いこなすには、付ける本人がそれなりに貫録やキャリアを持ってないと難しいと思います。」と語る人がいました。元々 それなりの雰囲気を持ち合わせていないと「香りに着られている」感じになってしまう ようです。
実際の口コミでも「上司が使っているのを少し御裾分けしてもらいましたが、自分には大人すぎました。お世辞抜きに、さすが〇〇さんですね、と思いました。」という人もいるくらいです。
他にも「若者には難しいかもしれませんね。」「30代以降くらいから似合ってくる感じですね。」「旦那が使っていますが、しっくりくるようになったのは30過ぎてからですね。」などなど。 目安的には30代くらいからが似合うライン でしょうか。
中には「若造には無理!」と若い世代に一刀両断する人もいました。若い世代では使いこなすのは難しいかもしれませんが、その分使いこなすことができたら、その人はかなりのやり手かも。
香りは強めの傾向
いくら上品でも、付けすぎてしまったら香害になる恐れがありますので注意が必要ですね。
季節的には冬に合う傾向
強めの香りなこともあり、冬に使うのがいいといった口コミが多くありました。
むしろ夏が似合わないと言った方がいいのかもしれませんね。付ける量もそうですが、その時の気温なども考えてつけないと使いこなせないかもしれませんね。
実はとても入手困難
この香水は とても入手困難 です。日本国内の小売店では取り扱っていないらしく、通販サイトを利用して購入するか、もしくは海外で購入するしかないようです。
女性の使用は難しい
レディースの甘いフレグランスが苦手な女性がメンズを使うことはよくあります。この香水もチャレンジした女性はいます。ですが、軒並み残念な結果になっています。
もともとメンズですので女性が使いこなせないことがあってもおかしくはないのですが、それでも大抵は 「女性ですが使っています。」「仕事ができる女というイメージを持たせたいときに使っています。」など、女性使用者の声が挙がります。
しかしパシャは、
と、チャレンジしてみたけどダメだったという結果に。いかにも男性らしい香りでスパイシーさも強めなので、 女性が使いこなすのは難しい です。
とても個性的で、好き嫌いが分かれる傾向
どの香水でもそれぞれに個性があり、好き嫌いは出てしまいます。ですが、先に紹介したように、女性とは言え合わない人がこれだけいるとなると、個性はかなり強いと言えます。
その分気に入っている人はとことんハマるようです。「個性的ですが、とてもセクシーです。」「スパイシーなところがあり、男性的な色気を感じます。」と、ご主人が付けているという奥様方から口コミが挙がっています。
男性からも 「ダンディーな雰囲気を出せて、周りからも好感触です。」との声が。
「日本では手に入らないので、自分が海外に行くときはもちろん、友人が旅行や出張する時にも買ってきてもらうことがあります。」というほど気に入っているようです。
周りと被らない
パシャは入手困難がゆえに、周りで使っている人も少ないレアな香水のひとつです。周りと被るのを避けたい人は試してみるのもいいかもしれません。 自分だけの独特の個性を出したい人にはオイシイ香水 とも言えそうです。
プレゼントであげる人もいる
日本の小売店では手に入らないレアものなので、プレゼントとして贈られることもあります。海外旅行のお土産であげるのであれば、日本でも売っているものよりは海外でしか手に入らないものの方が喜ばれるでしょう。
またレアもの好きの人もそれなりの人数でいます。そういう人は「レアもの」という理由だけで喜んでくれるので、万が一香りが本人に合わなかったとしても喜んでくれます。逆にもったいなくて使ってくれないかもしれないですが。。。
実際に「女友達だけで海外旅行に行ったときに、旦那用に買ってきました。日本では売ってないらしいよって言ってあげたら喜んでいました。香りも気に入ったようで、通販でリピートしてました。」というご夫婦もいましたよ。
ボトル形状もちょっと面白い!?
ボトルもちょっと個性があります。大きさ的には手のひらサイズで、男性の手なら十分収まる大きさです。個性があるのはそのキャップ部分。上の部分がまるみを帯びていて、ちょっと出っ張ってる部分があり、弾丸のような形状。気にならない人は良くも悪くも何も思わないのですが、気に入った人は「なんか弾丸ぽくてカッコイイよね。」となるようです。
個人的には弾丸をイメージするにはもっと小さいボトルでないと、と思うのですが、レアもの好きの方には何かツボにハマるところがあるのかもしれません。
腕時計のパシャも丸いデザインです。今でこそ丸いデザインの腕時計も増えましたが昔は四角いデザインのものがほとんどでした。香水も同様に丸みを持たせたのかもしれませんね。
まとめ
今回はカルティエのメンズ香水『PASHA(パシャ)』について紹介しました。
貴金属や腕時計の名門ブランドであるカルティエ。商品ラインのひとつひとつにそれぞれの哲学があるのでしょう。このパシャが表現する哲学はジェントルスタイルです。上品で大人な雰囲気、それでいて落ち着きのある官能的な雰囲気も持ち合わせています。
入手困難ではありますが、そういったものを使いこなせてこそジェントルマンです。これを付けてダンディーな魅力を纏ってみませんか。
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