上級者のなかではムーディーな雰囲気を演出するのに最もふさわしいとされているメンズ香水、それが ドルチェ&ガッバーナ の 『ザ ワン フォーメン』 です。
男の美学を体現したようなスタイリッシュでクールな重厚感のあるボトル。そしてその見た目に負けることのない、美学を感じられる香り。その輝きを纏ったようなカリスマ性を感じるバランスのとれています。
甘さもありスパイシーさもあり、ダンディーな男の魅力を演出するこのフレグランスは、女性の記憶に残るとして定評があります。
今回はそんな『ザ ワン フォーメン』の香りと口コミを紹介します。
ドルガバ『ザ ワン フォーメン』のコンセプトとその香り
「自分だけの哲学」を持った男の美学、大人のオトコのセクシーさをこれでもかと表現したフレグランス。クラシックな魅力とモダンな魅力を併せ持つ、個性的な香水でもあります。
ウッディとタバコのハーモニーでアダルトな雰囲気を出します。ですが決していやらしくなく、知的な雰囲気や爽やかな上品さも醸し出し、ビジネスシーンでも使えます。さらに甘さとワイルドさもあり、女性と接する休日などでも活躍してくれます。
- 香調:オリエンタル、ウッディ
- トップノート…グレープフルーツ・コリアンダー・バジル
- ミドルノート…カルダモンシード・ジンジャー・オレンジブロッサム
- ラストノート…シダー・アンバー・タバコ
トップノートでは、グレープフルーツのフレッシュでちょっぴりビターな酸味、そしてコリアンダーのスパイシーさ、バジルとハーバルが爽やかに広がります。
ミドルノートでは、ジンジャーのシャープなスパイシーさ、カルダモンの甘さと清涼感のあるスパイシーさ、オレンジブロッサムの清涼感が華やかに絡み合います。
ラストノートでは、タバコの温かみとスパイシーさ、アンバーのどこか革っぽいオリエンタルな力強さ、シダーのウッディ感が絡み合います。
ザ ワン フォーメンの口コミから分かる香りの特徴
複雑で独特な香り
柑橘系やスパイシー系など系統分けをすることはよくあることですが、この香水は一概に「〇〇系」というようにくくることができない、ちょっと複雑で独特な存在との口コミがありました。
甘さもあれば、スパイシーさもあります。清涼感もありますし、温かさや力強さも感じます。ウッディ・オリエンタル・セクシーといった顔も持っています。
それでいてバランスが取れていて嫌味がないというその独特さは、まさに 「自分だけの哲学」を持った男の美学 を体現していると言えます。
甘さが特徴的
いくつもある特徴の中で、口コミが多いものの一つが「甘さ」です。トップノートからラストノートにかけてどこのタイミングでも甘さを感じさせる香料が入っています。ですが、特にトップノート・ミドルノートでは強めの傾向があるようです。
この甘さが女性からの受けもよく、ちょっとしたパーティーなどで付けていけば、 自分のことを相手の記憶に残させる ことができると評判です。
何といってもセクシーさ
続いて多いのが「セクシーさ」です。大人の男の懐が深い雰囲気。渋めのダンディーな印象を与えます。それとは別に、エレガントで、そしてどこか俺様感を出しているような自信を持った男の野性的なセクシーさも感じられます。
甘さとセクシーさがうまく絡み合って、とても女性から好感を持たれる、 女性を引き付ける香り となっています。
会社でも使える
会社やフォーマルな場所では使いづらい印象ですが、実はそんなことはありません。つけすぎてしまえば話は違いますが、甘ったるいほどではなく、不快な印象を与えるものではありません。 知的さや上品さも思わせる香り なので、ビジネスシーンでも違和感なく合わせられます。
「会社に付けていったとき、同僚の女子社員からも好評でした。」「仕事ができる先輩が使っていて、あやかりたい気持ちから自分も使うようになりました。」「取引先の部長さんがつけてました。ちょっと惚れそうでした(笑)」といった口コミがありました。
夜でも活躍する
甘さとセクシーさが売りですから、仕事上がりの夜の時間でも活躍してくれます。むしろプライベートでの使用がメインだという人も多いです。合コンなどの女性からの印象を良くしたいときにはもってこいですね。
「いつもとちょっと違ったデートの時に付けていきます。」「その日の夜は、いつもよりもイイです。」そういうテンションをあげられるセクシーさも持ち合わせているのでしょうか。
大人に合う香水
「セクシーで大人の男の匂い」「ダンディズムを思わせる香り」「スーツをしっかり着こなした30代くらいからの男性のイメージ」といった大人を思わせる表現が多くあります。
「イタリアの伊達男といった雰囲気。ファッションもオシャレに決めて大人の男の色気を出したい。」と意気込んでいる方もいましたよ。
若者でも使える
一方、若者でも使える・似合う、といった声もあります。「セクシーさもありますが、いやらしい感じではないので、若者世代でも似合うと思いますよ。」
最近の若者向けの「さっぱり柑橘系」というわけでもないので、若者世代での使用者は少ない傾向のようです。それもあって「他の人との差別化として、若者が使うのもありだと思います。」との声もありました。
タバコとの相性がいい
香料にタバコが入っていますので、「タバコとの相性がいい」という口コミが目立ちます。「他の香水だとタバコの匂いと混ざってしまって変な匂いになるけれど、これはもともとタバコが入っているのでそんなことはない。」そう。
タバコを吸う姿態もセクシーさやダンディズムを醸し出しますので、そのタバコと相性がいいのはアドバンテージと言えるでしょう。
女性がつけることも
大人の男の香水ですが、女性でも使っている人が多いのも特徴的です。甘さやセクシーさばかり注目されますが、清涼感もある爽やかな香りなので女性にも合います。
それ以外でも、「彼氏と一緒に使っている」と香りのペアルックをしているカップルもいます。お揃いにしているとお互いの香水が干渉しあうこともなく、ずっといい香りが続き、二人の一体感も感じられます。
やっぱり男性から香ってほしい
女性がつけることもあるとはいえ、基本はメンズです。女性からも「男の人からこの匂いがした方がセクシー」という感想が挙がっています。
「彼氏からこの匂いがするとたまんない。」「旦那がこの香りを付けて一緒にいるときが一番幸せ。」など、パートナーから香ってくるのをとても気に入っている女性も多いです。
男性へのプレゼント
そういうことから男性へプレゼントされることも少なくありません。彼女から、奥さんからというパターンだけでなく、 「弟にプレゼントしました。」「息子が欲しいと言っていたので誕生日プレゼントで買ってあげました。」 という方もいます。
女性からのプレゼントだけでなく、男性から男性にというパターンもあります。「25歳くらいの後輩が香水デビューを考えていたので、誕生日も近かったので買ってあげました。」「自分が使っていて彼女に好評です。オジサンでも似合いそうと言っていたので、オヤジにも買ってあげようかなって思ってます。」
また、 ボトルが重厚感あるスタイリッシュなところも好印象 です。それもプレゼントとして選ばれているポイントです。ウッド調の蓋も気に入られているようです。
周りとあまり被らない
人気はありますが、その複雑さからか使っている人はそんなに多くない傾向です。使い始めた人はそのままハマってしまいますが、使っている人が少ない分、当然周りと被りづらいので他者と差別化するにはいいですね。
夏よりは秋冬
似合う季節としては秋冬を挙げている人が多くいました。甘さに深みがあるので、秋冬に向いているそうです。その反面、 夏に付けてしまうとくどくなってしまう印象 です。
付ける量や位置にもよって変わりますが、暖かい時期は気を付けた方がよさそうですね。
好き嫌いが分かれる
どんな香水でも口コミを見ていると好き嫌いは分かれるもので、ザ ワンも甘さやスパイシーさなどいろいろな系統の香りが折り重なっているので同様のことが言えます。「刺激のある香りなので好き嫌いが分かれるかも」という声もたくさん。
「香りの系統が一言で言えない複雑さがあるので、一度匂いを試した方がいいかも。」という人がいました。ですがその一方で、複雑さは個性として解釈している人もいます。「だんだんと変わっていく香りもいい」と変化にとんだ香りを楽しんでいる人もいます。
まとめ
今回はドルチェ&ガッバーナ『ザ ワン フォーメン』について紹介いたしました。
他にはない独特な個性を放つこの香水は、まさに男の哲学・男の美学を体現していると言えます。甘さやセクシーさ、ダンディやエレガントといった女性の興味を引くような要素は世にたくさんありますが、それらを超越したもう一つの魅力を、それは表しています。
そう、それはまさに「ザ ワン」なのです。
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