この匂いを嗅いだ男性が 「また逢いたい」 と思うような魅力を持つ 「ジャンヌ・アルテス(JEANNE ARTHES)」 のレディース香水 『スルタン フェアリーローズ』 。
この甘さのあるフレグランスが男性の鼻孔ををくすぐると、思わず何の匂いかと嗅いでしまいたくなる。そんな魅力を持っています。この香りに惹かれるさまは、まさに妖精さんにおびき出されているようですね。
フェアリーな魅力を持つ『スルタン フェアリーローズ』の香りと口コミを紹介していきます。
スルタン フェアリーローズのコンセプト
「スルタン」という言葉はアラビア語で「王族やその配偶者」を表します。この作品はレディース香水ですから「王女様・お姫様」と言ったほうがしっくりくるかもしれませんね。
そんな高貴な名前を持つ香水『スルタン』の仲間として2005年に登場したのが、今回紹介する『スルタン フェアリーローズ』です。そのコンセプトはズバリ 「恋の魔法」 。
香料に使われているブラックバカラローズは「男性を引き付ける」とアラビアでは言い伝えられているとか。そんな魔法的なところが『フェアリーローズ』という製品名になったのでしょうか。
このブラックバカラローズとブラックベリーが織りなす甘さが、 「また逢いたい」 と思わせる不思議な魅力を漂わせます。
ボトルもどこかアラビアを意識したのか、「アラビアンなボトル」と評される個性的なデザインです。曲線が美しいボトル本体に金色のネックの部分。さらにキャップはおとぎ話に出てくる雲のようですね。さらにピンク色の液体と相まって、可愛いと人気があります。
スルタン フェアリーローズの香り
- 香調:アラビアン、ベリー、ローズ
- トップノート…オレンジ・カシス・スズラン・グリーンリーフ
- ミドルノート…ブラックバカラローズ・フリージア・イリス・ジャスミン・レッドアップル・ストロベリー
- ラストノート…ブラックベリー・サンダルウッド・アンバー・シダーウッド・ホワイトムスク
フルーティーな甘さはピュアな乙女のよう。でもそのあとには華やかなローズが香ってきて、ちょっぴり大人なフレグランスがします。
トップノートではフルーツの可愛らしい甘酸っぱさを放ちながら、ミドルノートからは高貴さを忘れない優雅なフローラルが香ってきます。ラストノートではロマンティックな甘さを出しながら、優しく柔らかく包み込みます。
フルーティーフローラルでピュアな少女を思わせる甘いフレグランスでありながら、その奥底にある貴重な品種のブラックバカラローズが織りなすエレガントさで大人な雰囲気も演出します。
スルタン フェアリーローズの口コミ
特徴的な見た目
まず目に入るのはこの特徴的なボトルです。人によっては「変なかたち」と思うかもしれない形状ですが、かなりの人気を博しています。それに箱にも細かい模様が施されるなど凝ったデザインになっています。
丸みを帯びた本体もどこか可愛らしさがありますが、ふたの部分の形がとても印象的で、アラビア的な雰囲気を出しています。頭の上に少しひねりを入れて飛び出した部分があって、おとぎ話に出てくる雲やキャラクターが被っている帽子のようにも見えますね。
ボトル自体は透明で、中の可愛らしいピンクの液体が相まって、 可愛らしいとインテリアとしても使われています 。
ふたを外した場合、単体でも可愛らしいキャラクターのようです。ですが、本体を見てみると、思わず「ナス!」と言いたくなるような感じです。そして、それも含めて 「カワイイ」 と好評です。
- ボトルが可愛いところも気に入っているポイントのひとつ。
- インテリアとして使ってる。
- 香水自体はもう使ってないんだけど、ボトルが可愛くて捨てられない。
- 彼氏に「あのナスボトルの香水、いい匂いだよね」って言われた。
など、見た目に関する口コミが目立ちます。可愛らしいボトルを並べておくのも女子っぽくていいかもしれませんね。他にはこんな口コミもありました。
ローズ感があんまりない
「いかにもローズ」なフレグランスを期待していた人はちょっとガッカリしていたようですが、 不快感があるわけではないの で、「先入観を持ちすぎないようにしましょう。」といったところでしょうか。
ローズをあまり感じない人からは、 「ローズよりはベリーを感じる」「イチゴ的な香りです。」 といった 「ベリー」を感じるという意見が多かったです。
「ローズはあんまり感じなくて、お花感はそんなになかった」「ベリーの甘さ。だけど強すぎるわけじゃなかった」という傾向です。
ローズ、ちゃんと感じますよ
その一方で、ローズをしっかり感じ取れる人もいます。「嫌味がないローズ。」「バラの甘い匂い。」「ややきつめな感じはあるけど、しっかりとバラを感じます。」など。
人によって感じ方が異なったりするのは仕方がないことですが、「ローズは体温が高いところ、例えば腰回り・おなか周り、に付けないとほとんど香ってこないよ。」「バラっぽいのはすぐ飛んじゃうね。。。」という口コミもあるので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
手首周りなどでは外気に触れて飛びやすいでしょう。エアコンや外の気温なども受けやすいでしょうし。腰回りなどでは衣服に覆われている分飛びにくく体温でちょうどいい温度を保てるようです。
「ローズとベリーの組み合わせが絶妙!」 という人もいます。ちょうどよい纏い方を見付けてみましょう。
甘さがする香り
印象としては甘いようです。 「とにかく甘い」 という人もいれば 「そんなに強くはなくて、さっぱりしている」 という人まで幅広くいます。
香り方は個々の体質や付ける場所によって変わるものですが、甘さに関しては、肯定的な意見と否定的な意見で、ほぼ同じくらいの比率、若干肯定的な意見が多かった印象です。「若干きついけど許容範囲」など中間的な立ち位置の人もいます。
自分に合うほのかに香るレベルの量と付け入る位置を探していきましょう。
甘さが強いと…
甘さが強かった場合、以下のような印象を受けるようです。
- 砂糖を使ったお菓子な匂い、わたあめとか。
- ベリーのスイーツっぽいです。
- 甘酸っぱいベリー系のお菓子。
- イチゴの飴のような匂い。
- ガムの匂い。イチゴとかブルーベリーの。
など、お菓子のような甘さ、そこにベリー系が加わった感じです。適度に香る分にはよさそうですが、付けすぎはやはり香害ですね。
「電車の中でガムをクチャクチャしている人から臭ってきたときのにおいがした。嫌なイメージしかない。」という人もいました。この場合はガムを噛んでた人が悪印象なだけな気もしますが…。
若い年代向け
イメージは、若い年代10代から20代前半のイメージです。実際に 「中学の時使ってました。」「高校からずっと使ってます。」「大学の同期で付けているコがいました。」 など、学生が使っている傾向があります。
他にも「子供っぽい」「高校生みたいなにおいがするねって言われた」「中高生の若々しい可愛い子に似合う」「大人が付けてるとちょっと幼稚な雰囲気」と周りにも若者向けの印象を与えている、という口コミがありました。
「いい意味でチープな香りです。」 というものもありました。上品さを出して大人な雰囲気を出すのではなく、ある意味お手頃なところで、年相応足が地に付いた状態で、そこで背伸びをして大人っぽさを出す感じのようです。
ともするとお菓子のようなイメージになってしまう香りですから、中高生ぐらいがターゲットのような感じもしますね。
大人には合わない香りなのか
傾向としては若者向けで、大人の人が普段使いしているケースはまれでした。
オフィスなどの狭い空間ではなくもっと広いところなら大丈夫なのかもしれません。
大人でもまったくもって使えない、わけではなさそうです。
自分で付けるのは難しいと感じてしまった人は、この手で行きましょう!
男性ウケする香り
いかにも「女の子」な甘い香りです。男性が嗅いだら思わず反応しちゃうかも!?いきなり「いい匂いだね。」なんてことを言うとセクハラになってしまうので、実際に言葉にして言うのはそれなりの仲になってからになりますが、学生の場合クラスメイトの男子から好評のようです。
「これを使い始めたころに付き合いだした彼氏。毎日使っていたわけじゃないけど、3回目くらいの時にいい匂い付けてくるときあるよね、って言われちゃいました。」
「美容院に付けていったとき、今日はなんかオンナのにおいがするねって言われた。言い方がきもかったけど…」など、そういう感想を伝えてくる男性も多いようです。
持続時間は短い
持続時間は短い傾向にあるようです。
一方で、「香り自体は飛んでるようだけど、鼻を近づければ甘い残り香がする。」という声も。
付け直しもそうですが、持ち運びがしにくいボトルということもあって、アトマイザーに入れて持ち歩いている人も多いようです。外出時には、この匂いを嗅いでもらいたい人に逢う少し前に付けるようにして、相手にアピールしましょう。
まとめ
今回はジャンヌ・アルテスのレディース香水『スルタン フェアリーローズ』について紹介いたしました。
「恋の魔法」がコンセプトのこの香り、ベリーの甘さとローズのフローラル。甘さのある優しい柔軟剤のような香りで貴方の女子力をアピールできます。男性ウケがいいので、付けすぎなければ概ね好感触です。
基本は若い世代向けのようです。学生さんならコレクションに入れてもいいでしょう。妹にプレゼントした人もたくさんいました。
社会人の方でも、オフタイムで自然に香らせるのであれば、ガーリーな雰囲気を出せて好感触。 「これを買った頃の片思いだった人と付き合うことになりました。結婚の話もあがってきています。」 という人もいるほどです。
また逢いたくなる恋の魔法。貴女自身にもかけてみませんか。
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