加齢臭は男性だけじゃないよ?原因を知って女性も対策を!

最近は『におい』に対して敏感な時代になりましたよね。口臭、汗などの体臭、どれをとっても周囲の人は嫌な気分に陥ります。

そんな時代だからこそ、シャンプーやボディソープ、香水や柔軟剤などの日用品のありとあらゆるものの香りを消費者は気にするようになっています。同じ用途の商品であれば香りが良い物を買う、という人もいるのではないでしょうか。つまり香りで商品を選ぶ時代になったとも言えますね。



昔はダウニーなどの外国人向けの強い香りは流行りませんでしたが、今は逆にダウニーの強い香りが大ヒットしてバカ売れしている模様です。そんな強めの香りが流行っているのも、もしかしたら体臭を気にしている人が増えているのかもしれません。それを示すかのように、口臭対策や汗臭対策などの体臭ケアアイテムも数多く発売されていますよね。

そんな体臭の中に、歳を重ねるごとに気になってくる加齢臭』というものがあります。一昔前は中年男性特有の嫌な体臭という認識でしたが、いろいとろ研究が進むにつれて、女性にもあることがわかってきました。

今回は、男性だけじゃなく女性も注意しなければならない『加齢臭』についての原因と対策方法を紹介していきたいと思います。まだ気になっていない人でも、いずれケアをしなくてはいけなくなります、この機に知識を付けて適切に対処できるようにしましょう。

加齢臭の原因

加齢臭は男性だけじゃないよ?原因を知って女性も対策を!

加齢臭の原因は主に皮脂の酸化によるもの。皮脂腺から分泌されているのですが、年齢が進むにつれて「パルミトレイン酸」というものの量が増加します。それを含んだ皮脂が空気中の酸素と触れて酸化することで「ノネナール」という成分に変化し、これが悪臭となり加齢臭の原因となってしまいます。

加齢臭はどんなにおい?

においはチーズ・油・新聞紙のインク・ローソク・古いタンスの中・枯れ草など、人さまざまに例えられます。その人の他の体臭が混ざることもあり、幅広い感じ取られ方がされているようです。

ひとくちに加齢臭という表現をしていますが、最近の研究では『ミドル脂臭』というものがあると解明されました。ミドル脂臭とは30代半ばくらいから発生する、主に頭頂部からうなじにかけて発生する体臭で、これが主たる原因となっていますが、発生の仕組みも違うので分けて説明させていただきます。

ミドル脂臭

「ミドル脂臭」が発生する原因物質は「ジアセチル」。汗の中の乳酸が、皮膚常在菌のブドウ球菌に代謝・分解されることで発生する物質です。これにさらに、皮脂腺から出る皮脂が代謝・分解されて発生する中鎖脂肪酸が混ざり合うことで悪臭を放ってしまうのです。使い古した油のような臭いが特徴と言われています。

頭頂部からうなじにかけての後頭部全体が発生する場所。朝起きて枕がクサイ、と感じてしまったら、十中八九このミドル脂臭です。

若者でも加齢臭に注意

中年男性のイメージがある加齢臭。まだ若いから大丈夫と感じている若者も多いかもしれません。ですが油断は禁物。ミドル脂臭は30代半ばから出てくると言われていますので、早い人はもう少し若い年齢でも発生します。

食生活によっても変わりますし、運動不足が影響することもあります。もし不摂生な生活を送ってしまっているのであれば、「まだ若い」という安心感は持たない方がいいかもしれません。


女性も加齢臭に注意

女性からも、男性ほどではありませんが加齢臭は発生してしまいます。先に説明した皮脂の分泌には男性ホルモンが影響しているため、男性ほどは感じません。また女性ホルモンに抗酸化作用があり加齢臭を抑えてくれているとも言われています。

ですが女性ホルモンの分泌が少なくなってくると、気になってきます。40代ぐらいはまだ臭いを抑えられていますが、50代くらいになってくるとどんどん臭いを放ちます。

男性が40代で加齢臭を放つのに対して、同年代の女性ではまだ発生しないため「オヤジ臭」という男性特有なイメージを持ちます。しかし女性も年齢を重ねれば発生していくのです。

加齢臭が発生しやすい部位は?

加齢臭が発生しやすい部位は?

加齢臭は体臭の一種ですから、汗腺や皮脂腺があればそこから臭いが発生します。とは言っても強く発生する部分とそうでない部分がありますので、ケアする際は強く出る部分を重点的にケアしていきましょう。

特に強く発生すると言われているのは、頭部耳の後ろ小鼻の脇腋の下背中です。胸や背中などの体幹部分に発生しやすいと言われています。

お風呂に入る際に、洗う前に耳の後ろや小鼻を指でこすってみると皮脂がつくことがあります。この部分は特に多いので臭いも発生しやすいと言えるでしょう。お風呂で体を洗う時は特に上記の場所を意識して洗うといいでしょう。

ですが、力強く洗いすぎてはいけませんよ。肌を傷つけてしまえば、そこから何かしらの菌が侵入して臭いとは違うトラブルにつながってしまうかもしれません。また皮脂は肌を守るうえで大切な役割を果たしていますので必要以上取ってしまっては、肌のトラブルにつながります。

また、加齢臭対策をしている中で気になってくる、もうひとつが足の臭いです。足は汗をかきやすい場所であり、さらに靴や靴下がその汗を吸収して、もの凄い多くの雑菌が繁殖しているとのことでした。そして角質層が分厚くなっているのも原因に。

足の裏の臭いが気になる方は、スパっと解消できる専門的なアイテムがありますのでこちらをチェックしてみて下さい。

加齢臭を徹底的に対策!

加齢臭を徹底的に対策しましょう!

歳を重ねれば男女関係なく発生してしまう加齢臭。いくら仕方ないものとはいえ軽減できるには越したことはありませんよね。ここからは加齢臭対策を紹介していきます。

お風呂でしっかりと洗い流す

一番オーソドックスで一番しっかりとした効果があるのが「お風呂で洗い落とす」というもの。最近では体臭ケアができるボディソープなどが数多く出ていますので、それらを有効に活用しましょう。

上で紹介した臭いが発生しやすいところは念入りに洗うように、それでいてきつく洗いすぎないように心がけましょう。もちろん最後はしっかりと洗い流しましょう。ボディソープなどがしっかり洗い流せていないと、それはそれで悪臭になってしまいますよ。

また、ワキガに関してはボディソープよりもさらに特化させてある対策クリームがありますので、ワキガに悩んでいる方はこういったものを上手く活用しましょう。

頭皮をしっかりと洗う

頭皮には皮脂腺が多く存在しているので加齢臭になりやすい場所なんです。毛根全部に皮脂が詰まってしまったら大変なことに。体同様に頭皮もしっかりと洗うのを忘れずに!

また30代になってきたらミドル脂臭が出てくるので、なおのことしっかり洗いましょう。

まずシャワーを浴びる前に、手で髪をとかし頭皮や髪の汚れを浮き上がらせます。コレをするだけでも汚れが落ちやすくなりますよ。またシャンプーを付ける前にお湯でしっかり洗うだけで汚れの多くが落ちて、シャンプーの効果も高まります。

爪を立てて洗うと頭皮を傷つけるので、指の腹の部分でマッサージするように小刻みに動かしながら洗いましょう。そして重要なのがしっかりと洗い流すこと。もし流し損ねがあれば臭いにつながりますし、髪の毛にもいい影響を与えません。

乾かすときは髪の毛だけでなく頭皮もしっかりと乾かしましょう。水分が残っていることも原因になります。

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出かける前にシャワーを浴びる

寝ている間コップ一杯分の汗をかくと言われています。その寝汗によって皮脂が体についている状態が、朝目が覚めた状態なのです。寝ている間に出た汗や皮脂を洗い流すだけなので、夜のバスタイムほどしっかりしたものでなくて大丈夫です。ボディソープなどで洗う必要もなく、本当にお湯で洗い流す程度。でもこれだけでも臭いの発生を防げますよ。

時間にしてほんの数分。朝の目覚ましも兼ねてやってみてはいかがでしょうか。

こまめに拭き取る

いろいろと限定される方法ではありますが、こまめに拭き取ることができれば加齢臭の発生を防ぐことができます。トイレに行った時に、耳の後ろ側をウェットティッシュで拭く、ワキガクリームを塗り直すなどするだけでも違ってきます。

オッサンになると居酒屋などのおしぼりで顔を拭くようになるなどとよく言われますが、小鼻などの皮脂を取るという意味だけで考えれば正しいのかもしれませんね。

ストレスを溜めない

ストレスを感じることによって加齢臭につながっていくこともあります。「ノネナール」の元となる活性酸素や過酸化脂肪質がストレスによって増加します。つまり「元の元」が増えてしまうわけです。

「加齢臭が出ることがストレス」という悪循環。ストレスをため込まないようにしましょう。また、「多少の臭いは出てしまって当然のもの」と気楽な気持ちで過ごしていきましょう。

過度の喫煙や飲酒を控える

タバコやお酒はストレス発散になりますが、その反面加齢臭につながります。タバコの煙が肺に入ることで、体は異物が入ったと判断して活性酸素を作って異物を攻撃します。活性酸素が増えることで過酸化脂肪質も増え、これが原因につながってしまいます。

お酒の場合、摂取されたアルコールを肝臓で分解する際に活性酸素が発生、そのことで過酸化脂質も増えます。また飲みすぎて中性脂肪が増えると脂肪酸もそれとともに増え、悪化することに。

タバコやお酒はストレス発散の側面もあり、すぐにやめることもできない人の方が多いでしょう。ですが健康の意味でも、できる限り抑える方がよさそうです。


有酸素運動をする

運動をすると汗をかいて逆に体臭につながるのでは?と思うかもしれませんが、実は有酸素運動は加齢臭対策に良いとされているのです。有酸素運動とは酸素を体内に取り入れて行う運動で、ヨガやウォーキングなどがこれにあたります。

有酸素運動をする際に重要なのは、無理をしないこと。普段運動を全くしてなかった人がいきなりハードなジョギングをしてしまうと、体内に酸素を取り込みすぎて活性酸素が増えることもあります。負担が大きい運動をすると、体内に疲労物質である乳酸が増え、汗にもアンモニアが混ざることになります。

また、有酸素運動は20分は続けることが重要です。20分ほどたつと脂肪酸が燃焼し始めるので、数分で終わらせてしまうと脂肪酸の燃焼もなく、それほど効果がありません。そして有酸素運動は継続的に行っていきましょう。日頃から運動をして汗をかいている人は、汗腺の働きも良く汗がサラサラで、雑菌が繁殖しにくいと言われています。

逆に運動不足の人の汗は乳酸やアンモニアを含んでいて雑菌が増えやすくなります。ですので、はじめのうちは20~30分のウォーキングをして帰宅したらすぐにシャワーを浴びる。というようなサイクルにして、汗をすぐに取り除くようにしましょう。有酸素運動を続けていれば、次第に汗腺の働きも高まって来るでしょう。

水分をしっかりとる

水分をしっかりと取ることも体臭予防には大切なことです。水分補給が不十分な場合、排出される老廃物が濃縮された状態になるので臭いが余計きつくなる結果に。

新陳代謝が悪くなると加齢臭をさらに強くすることになるので、こまめに水分補給しましょう。

食生活を改める

動物性の油分や脂肪を多く摂取すると、皮脂の分泌が活性化され、本来は無臭である汗のにおいから嫌な臭いがしてしまいます。肉類や油っこい食事中心の生活をしていると、加齢臭の発生を加速させるので気をつけましょう。

大切なことは、脂肪酸や過酸化脂質の分泌を抑えられるようにすることです。忙しいからといってファストフードばかり食べてしまったり、コンビニ弁当だけで済ませてしまったりで野菜不足・脂質過多にならないように注意。

野菜や果物に多く含まれているビタミンCやビタミンEには活性酸素を減らす働きがありますので、野菜不足だと感じている人はコンビニ弁当を買う場合でも一緒にサラダも買うなどして野菜も摂取するようにしましょう。から揚げなどの油が多いものも食べすぎないように意識しましょう。

また、野菜や果物の他に大豆製品もおすすめです。大豆には女性ホルモンと同じ働きをする「大豆イソフラボン」という成分が含まれています。食べることで女性ホルモンの減少による悪影響を受けないようにすることができるそうなので、特におすすめです。

いきなり食生活をガラっと変えることは難しいので、最初は朝に豆乳をコップ一杯、昼には野菜ジュースを1パック飲むなどの簡単にできることから始めるといいでしょう。水分補給も兼ねて行えるので一石二鳥ですね。

加齢臭は体の内側から対策するのも効果的

体の内側が臭いの元となっているケースが多く、身体を綺麗に洗ったから発生しなくなるものではありません。例えば足の裏だけといった部分的なものに関しては、入念に洗って雑菌の繁殖を抑えられますが、口臭の原因でもある体の内側はそうはいきません。

そんな時に便利なものが、体臭ケアサプリメント。薬ではないので気軽に摂取することができて、身体の内側から臭いをケアすることができます。気になる方はこういったアイテムもチェックしてみて下さい。

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