ミスディオール『アブソリュートリーブルーミング』は愛と自由を象徴する香り!?

ミスディオール『アブソリュートリーブルーミング』は愛と自由を象徴する香り!?

「恋に効く香水」として定評のある 「ミスディオール(Miss Dior)」の作品のひとつ 『アブソリュートリー ブルーミング(Absolutely Blooming)』

口コミサイト@cosmeの 「ベストコスメアワード2016フレグランス新人賞」 を獲得した、実力ある作品です。

同シリーズから発売されている『ブルーミングブーケ』と名前は似ていますが、またそれとは異なった「美味しいフレグランス」へと進化し、「愛と自由を象徴する香り」なんて言われ方もしているんですよ。

この記事ではアブソリュートリー ブルーミングの香りやブルーミングブーケとの比較、使用者の口コミを紹介していきます。

アブソリュートリー ブルーミングのコンセプトは花の再現!?

 

製品名にある「アブソリュートリー」。日本語で言うと 「完全な・絶対的な」というような意味です。「アブソリュートリーブルーミング」をあえて日本語にすれば「完全に咲いた花」となり、咲き誇る花の様子を再現した香水ということでしょうか。

もしくは咲く花を完全に再現したとの開発側のメッセージでしょうか。香料の抽出方法でもあるアブソリュートは濃厚で深い香りを抽出できる方法でもありますので、それを掛けているのかもしれませんね。

実際に原材料の調達にはかなりこだわって作られています。香水の都といわれるグラースで育ったバラを使い、収穫するときもそのクオリティを一番いい段階で手に入れるために、早朝に熟練した人の手作業によってひとつずつ摘まれています。

ミスディオールのコアとなるローズに、レッドベリーの甘さを纏った、甘美なローズのフローラルノートに仕上がっています。ホワイトムスクの甘さもあり、とても美味しそうなフレグランスとなっています。

製品の評価はかなり高くなっています。冒頭で紹介した通り、@cosmeで「ベストコスメアワード2016フレグランス新人賞」を獲得。その後に年間ランキング入りこそしていないものの、私が確認した時は☆5.3もありました。ランキング入りしている製品の中では☆が5に満たないものがあったりしますから、製品評価は高いと言えるんじゃないでしょうか?

他の口コミサイトをみても、評価は5段階中☆4以上。Amazonや楽天でも☆4~の評価になっています。

アブソリュートリー ブルーミングの香りは甘いフローラル

  • 香調:デリシャスフローラル
  • トップノート…レッドベリーアコード・ピンクペッパーコーン
  • ミドルノート…グラースローズアブソリュート・ダマスクローズ・ピオニーアコード
  • ラストノート…ホワイトムスクアコード

香調は上の通りになっています。メインになるミドルノートに2つのバラとピオニーが使われていますね。公式サイトに製品の詳細と調香師フランソワ・ドゥマシーの言葉が紹介されていますので、それを載せておきますね。

ミス ディオール アブソリュートリー ブルーミング (オードゥ パルファン)は、何度も香りたくなるほど贅沢で魅力的なフローラルの香り。甘美なまでに魅惑的、心弾むハーモニーが響きます。

「ミス ディオール アブソリュートリー ブルーミングは、まさにあなたへのプレゼントです。この香りはすぐにあなたの心をつかむ、愉快なギフトです。」 -ディオール パフューマー クリエイター、フランソワ・ドゥマシー

引用:Dior

トップノートではレッドベリーのフレッシュで甘さのあるフルーティーノート。続くミドルノートでは、ローズと「5月のバラ」と言われるピオニーが優雅に重なり合います。ラストノートではホワイトムスクが包み込むように香り立ちます。

ベリーの甘酸っぱさとローズの瑞々しさから、とても陽気な雰囲気です。そこにラストのホワイトムスクが加わることで「美味しいフレグランス」が完成です。

口コミでは「マカロンのような可愛らしい甘さ」なんていうのがありました。でも、単なる子供っぽい可愛らしさではなくて、可愛らしさもあるけれど大人な部分も感じられます。トップノートのピンクペッパーコーンがいいアクセントになって大人を表現しているんじゃないかなと思います。

ミスディオールブルーミングブーケにそっくりなボトル

ミスディオールシリーズに共通して言えることですが、とてもボトルがチャーミングなのも特徴といえますね。見た目の可愛らしさだけで思わず買ってしまう人もいるくらい。ボトルデザインや色合いの可愛らしさから、男性が恋人へのプレゼントに購入することも多いようですよ。

持っているだけでも、お部屋に飾っておくだけでも楽しい気持ちになれそうな素敵なデザイン。中身だけでなく外見にもしっかりこだわって上質なものを完成させているのは、さすがのディオールですね。

口コミを参考にして、アブソリュートリー ブルーミングの特徴をチェック!

実際に使っている人たちの感想・口コミを参考にしながら、どういった特徴があるのか、どんな時に使うのがいいのか、使用にあたっての注意点などを見ていきたいと思います。購入するときの参考にしてくださいね。

参考:@cosme

甘くて美味しそう

上で、美味しいフレグランスとか甘いフローラルとか紹介してきましたから、当然と言えば当然ですよね。甘さについて口コミを上げている人が大勢いました。

付けた最初はお花にベリー系が加わった香りで、そこにだんだんとバニラっぽい甘さが出てきました。時間がたってくると果実感はなくなってきて、ちょっと大人な甘さに変わってきます。

ブルーミングブーケっぽい印象の中にバニラが出てくるので、バニラ好きの私にはたまらなくいい匂いです。(20代女性)

表現の仕方は人それぞれですけど、甘さに焦点を当てた感想を上げているものが多いです。

他の表現を簡単にまとめると、次のようなものが多かったです。

  • 嫌味にならない程度の、爽やかさもある甘さ。
  • イチゴのジャムっぽい。
  • 子供っぽくならない適度な甘さ。
  • ちょっと苦みもある、大人な甘さ。

可憐なフローラル

材料のバラにこだわって作られているほどですから、フローラルのクオリティだって負けてはいません。例えば、次のような口コミがありました。

付けた最初はベリー系のフルーティなんだけど、徐々にローズが出てきます。このローズが私好みで、お出かけするときはほぼ必ず付けて行きます。甘さがありながらも爽やかさもある可憐な大人な女性って感じのいい匂いです。

甘さは強めな気もするので、単にフローラルを楽しみたい場合は「ブルーミングブーケ」のほうがいいかもしれないけど、私はこっちのほうがお気に入りです。(30代女性)

よくブルーミングブーケと比較されて、その分甘さにばかり注目されがちですが、フローラルの部分も評価は高くなっています。他には次のような言い方をされていました。

  • 女性的なエレガントと可愛らしさのあるローズのフレグランス。
  • 清楚な感じを出せるフローラル。
  • 可憐でありながらセクシーさがあるお花。
  • ローズ・ピオニーがふんわりと香ってくる。

とても女性らしい香り

甘さとフローラルでとても女性らしい雰囲気を出してくれる香りです。デートの時には必ずつけていきます!という人もいます。

香水自体そんなにたくさん使ってきたわけじゃないんだけど、今まで嗅いだことがある中で一番「これぞ女の子」っていう香りだったのが、このアブソリュートリーブルーミングです。

好みは人それぞれだから、友達がはもうちょっと甘さが控えめなほうが好きらしいんですけど、私は断然こっち。上品なお花の香りの中に感じる甘さが、本当にお花から感じる蜜のように思えるんです。花束を抱えたお嬢様みたいな雰囲気っていうのかな。実際の私はそんな人物には程遠いけど、そんな雰囲気をまとえるので、気持ちを上げたい時には必ず付けています。(20代女性)

その他にも可愛らしい・女性らしさを出せる・乙女チックなフレグランス、などなどいろんな表現がされていました。傾向としては「甘いけど子供っぽくない」と感じる人が多いです。

周りの反応も良い

自分がつけて楽しむだけじゃなくて、周りにいる人にも受け入れてもらえるかどうかが香水選びで重要なポイントのひとつですよね。これだけ評価が高い製品ですから、やはり周りからの反応も良くなっています。

もう、会社や学校で褒められたというコメントは数えきれないほど。男性からの反応も良く、

「会社で上司(男性)から唯一褒められた香水です。」「旦那が珍しく、いい匂いと言ってきました。」「これ付けてる時は男子の反応がいつもより優しい気がするw」なんていう口コミがあったくらい。このあたりは、さすが恋に効く香水といわれるミスディオールだけのことはありますね。

持続時間は長め

オードパルファムなので持続時間は長めです。普段はオードトワレを使っている人は同じようにつけてしまわないように注意しましょう。

会社に行く前に付けて行って、帰宅した時にもまだふんわりと匂いが残っていました。今まで使ったことがあるのはトワレだけだったので、こんなに長く残るなんてビックリ。

いつもはお昼ごろに付け直していたんだけど、その必要はないです。夕方くらいは残っていてもさすがに弱くなっているので、仕事帰りにデートとかするんだったら、会社出る前に付け直す感じかな?(30代女性)

他にも「売り場でテスターを付けてもらったら、家に帰っても匂いがついていて、家族からいい匂いと言われました。」「ムエットを貰いましたが、帰宅してからもかなり匂いが続いていました。」など、持続時間が長いことをうかがわせるコメントがありました。


香りが長い分だけやや強め

持続時間が長持ちする分、 香りの強さもやや強め傾向があるようです。同じムエットを貰った人でも「ムエットにたくさんつけてもらえました。そのせいか、気持ち悪くなってしまいました。。。」との声も。

どんな香水でも付けすぎは香害になりますので気を付けないといけませんね。

「付けたすぐの時が強めです。」など、きつめに感じる人のほとんどがトップノートでそう感じるようです。でもその反面「時間がたつといい匂いになります。」「時間がたってからの方がいい匂いです。」「最初は、甘っ!って思いましたが、時間がたつと優しくいい感じになります。」といった、 そのあとの香りがいいとの口コミも多くありました

トップノートがきつめに感じる人は付ける場所などを調整して、トップノートが弱まったところをうまく楽しめるように調整してみましょう。

甘さがきついと感じる人もいます

トップノートが、というよりもアブソリュートリー ブルーミングの甘さ自体をきつく感じる人もいます。例えば、こんな口コミがありました。

  • バラとベリーを煮詰めたジャムみたい。
  • とろみがあるようなまとわりつく甘さ。
  • 甘さとくどさしかない。バラとベリーが行方不明です。

好きな人には、甘さとフローラルが合わさって「美味しそうなバラの匂い。」などの表現をする人もいるのですが。。。いい意味でジャムに例えていた人もいますし。

その一方でバラがわからないくらいになる人もいるようです。香りの好みは個人差が大きいのである程度は仕方がないのかもしれません。

どんないい匂いでも付けすぎたら嫌な臭いになっちゃいます。上でも少し触れましたがオードパルファムなのでつけ方は注意しましょう。もし付けすぎできつく感じているんだったら、もったいないにもほどがありますよね。

甘さがくどいという口コミ以外にも、「デパートの化粧品売り場の匂いです。」「悪い意味でお香というかお寺、そんな雰囲気。」「オバチャンっぽい感じになってしまいました。」「マダムのイメージ。」といった印象を受けています。

こちらはムスクあたりを強く感じてしまったのでしょうか。もし周りからこんなダメ出しをされたら、自分が付けすぎているんじゃないかと見直したほうがよさそうですね。

夏よりは冬向き

一年中問題なく使えるという人もいましたが、 傾向としては「秋冬向き」、「夏ではくどくなってしまう」との声が多かったです。きつめの傾向ですので、苦手に感じた人でなくても、 夏には甘さが重くなってしまうようです。

「冬の澄み切った空気に似合いそう。」「秋冬に映える雰囲気です。」「秋冬のとっておきの香水として使ってます。」「冬場のデートの定番にしています。」となどなど。

温度による影響を受けやすい

香りは体温や気温が大きく影響します。同じ香水でも夏と冬で大きく印象が変わるのも、このためです。秋冬に似合うとの声があると同時に「10月の気温が高い日に付けたら、ちょっと気持ち悪く感じてしまいました。」なんて人もいます。

きついと思った人も、体温の影響で強く出てしまったのかもしれません。他の香水と同じ感覚でいつも通りの分量で付けてしまうと強く出てしまうのかもしれませんね。

「体温と相まって、とっても素敵になりますよ。」という人もいますので、 強めに出る人は付け方や付ける量を変えてみましょう

付け方の調整

香りが強めの傾向で、さらに温度の影響も受けやすいのであれば、付け方に注意しないと香害になったり、自分自身が気持ち悪くなってしまいます。

「足元に付けるだけで、綺麗に良い匂いがしてきます。」「甘さが強めなので、腰回りにワンプッシュにしています。」「空中にミストを出して、それを軽く浴びるようにしています。」などの付け方をしている人が多くいました。

また、アトマイザーを活用している人も多くいました。アトマイザーは持ち運びの利便性もありますが、細かいミストで噴霧してくれるものも多いので、それを目的に愛用している人も多いです。他には衣類にふわっと吹きかけて使っている人もいます。

最初は苦手に感じた人の中には「最初はちょっと甘さがきついなと思いましたが、それでも数日使っていたらいつの間にかハマってしまい、逆に他のものが物足りなくなってしまいました。」なんて人もいます。慣れてくると感じ方が変わるということもありそうですね。

まとめ

今回はミスディオール『アブソリュートリー ブルーミング』について紹介しました。

シリーズ品のブルーミングブーケとよく比較されますが、こちらの方が香りが強く持続性もありま。その分甘さも出て、好き嫌いが分かれる傾向が強いと言えます。甘い系統が好きな人には好まれていて、「ベリー系を探していてこれに出会って、迷わず即購入!」という人もいました。

逆に『ブルーミングブーケ』は、比較的万人受けする傾向ですが、その反面持続性も弱くなっています。

選び方としては、ほのかな香りが好きな方はブルーミングブーケ、甘さがハッキリした香りが好きならアブソリュートリーブルーミングといったところでしょうか。ミスディオールの愛用者は両方をシチュエーションに合わせて使い分けている方が多いようですよ。

こちらも併せてチェック!

ミスディオールの香水関連記事

コメント

タイトルとURLをコピーしました